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『ゴールデンカムイ』4期の放送はいつ?見どころは?

『ゴールデンカムイ』4期の放送はいつ?見どころは?

2014年から週刊ヤングジャンプにて連載され、2022年6月に完結したマンガ「ゴールデンカムイ」。北海道を舞台として、アイヌの人々の文化にも触れた本作は2018年にアニメ化、今年4月には実写映画化が決定するなど大人気作品となっています。今回の記事では、気になるアニメ版の完結はいつ?ゴールデンカムイ 4期の放送時期と、その見どころについてご紹介していきます!

ゴールデンカムイとは

前述したように、ゴールデンカムイとは明治末期の北海道・樺太を舞台としたサバイバル系マンガです。幼馴染であり、旧友の妻である梅子の眼病を治すため莫大な治療費が必要の元陸軍人・杉元と、アイヌの少女で父・ウイルクをアイヌが隠し持っていたとされる埋蔵金を狙ってきた男たちに殺害されたアシㇼパが北の大地で出逢い、お互いの目的を果たすために北海道中を旅していくことが本作のメインストーリーとなります。道中知り合ったアイヌの人々や、当時日本で最も堅牢な監獄と知られていた網走刑務所からの脱獄囚、軍資金のため埋蔵金を狙う第七師団、はたまた箱館戦争で戦死したとされていた幕末志士・土方歳三と様々なキャラクターたちが登場し、北海道各地でバトルを繰り広げます。

4期の放送はいつ?

前回の3期では、全12話の放送中、原作マンガの20巻192話までストーリーが進行し終了しました。新シリーズとなる4期は、2022年10月3日より放送が開始されるそうです!樺太でのストーリーがメインだった3期でしたが、別行動となってしまっていた杉元とアシㇼパが3期終盤で再開を果たし、「北海道に帰ろう」と発言していることから、原作通り4期は再び北海道が舞台となりそうです。これまでアニメ版は1期につき原作漫画7巻分程度のペースで進行しており、今年原作が全31巻で完結したことから、4期が全何話放送されるのかも気になるところです。

新キャラクター

ゴールデンカムイ キャラといえば、どの人物も個性豊かなことで有名ですよね。ここで4期に登場する、新キャラクターについて担当声優と併せてご紹介していきます。

菊田特務曹長:堀内賢雄

大日本帝国陸軍・第七師団の特務曹長。日露戦争中に重傷を負ったため、有古一等卒と共に登別温泉にて長期療養中。第七師団に異動前は、軍曹として第一師団で陸軍士官学校の候補生たちを指導していた経歴を持つ。戦争中にロシア軍の将校たちから獲得した戦利品の銃を多数保有している。

関谷輪一郎:加瀬康之

網走刑務所から脱獄した、刺青囚人のうちの一人。神への強い信仰心があり、「試練」と称して大量殺人を行ったり、運試しにこだわっている。元獣医ということもあって頭の回転が速く分析能力が高い。その狡猾さから、刺青を狙って襲ってきた追手たちを上手く欺いていく。

有古一等卒:水中雅章

登別付近出身のアイヌで、現在第七師団に所属している。菊田特務曹長とは上司・部下の関係だが、日露戦争中に重傷を負った際同じ状況下で生死を共にしたことから特別な絆が生まれている。「八甲田雪中行軍遭難事件」の際に捜索隊として活躍した経歴から、その身体能力と精神力、そして冬山を生き延びる知恵があることが窺える。

海賊房太郎:関智一

刺青囚人の一人で、本名は大沢房太郎。素潜りの名人で、水中に人を引き込んで溺死させ、金品を奪う犯行手口から「海賊」と呼ばれるようになった。自分が王となる国を作るため、埋蔵金を狙っている。ストーリー後半の登場ながら、物語に大きく関わってくる重要人物のうちの一人。

見どころ

ゴールデンカムイの見どころは、個性豊かなキャラが織りなす独特のギャグとシリアスな場面に加えて、何といってもアイヌの文化や実際に存在する地名や建物でしょう。

サバイバル生活の中で採られた食材を使用したアイヌの伝統料理は、どれもシンプルながら非常においしそうに描写されており、緊張感をほぐしてくれます。また、伝統的な道具の名前や使い方など、教科書より勉強になるのでは?と思ってしまうほど情報が詰まっています。アイヌ 現在ではその人口も減ってきてますが、作中に出てくる時代にはまだアイヌの人々と和人たちがそれぞれの文化を尊重しつつ共存していたのかもしれませんね。

まとめ

今回の記事では、ゴールデンカムイ 4期の放送開始日や、新キャラクター、見どころなど盛りだくさんにご紹介しました。本作では登場人物たちそれぞれの葛藤や人間味を感じさせる描写に加えて、脱獄囚たちの狂気、そして自然の脅威などが良いバランスで表現されています。まだ観たことがない方も、4期を楽しみに待っている方も、ぜひ新シリーズ放送前に、過去のアニメや原作を見返してみてはいかがでしょうか。