毎週私たち読者を楽しませてくれる漫画家の先生たち。ワンピースの作者尾田栄一郎先生の話や、マンガ『バクマン。』などで描かれたように週刊誌の漫画家はまさに“命を削って”私たちにマンガを届けてくれています。
そう考えると『HUNTER×HUNTER』の作者冨樫義博先生のように腰痛などの体調不良になるのも頷けますよね。
しかし、休載が続くと「作者が亡くなったのでは」という死亡説が流れるのも事実。そこで今回は作者の死亡説が流れたマンガを3作品紹介します。
作者死亡説が流れたマンガ3選
作者死亡説が流れたマンガで今回取り上げるのは
- SPY×FAMILY
- あひるの空
- 鬼灯の冷徹
の3作品です。
順番に解説していきます。
1.SPY×FAMILY
2022年4月にアニメ化されて注目を集める『SPY×FAMILY』。
その作者・遠藤達哉先生は、漫画家歴22年というベテランながら、『SPY×FAMILY』まであまり日の目を見られずにいた苦労人です。
そんな遠藤達哉先生になぜ死亡説が流れたのでしょうか。
SPY×FAMILYの休載はなしなのになぜ?
SPY×FAMILYが掲載されている『ジャンプ+』への掲載は単行本作業などで一時休載となることはあっても、長期の休載はありません。
また、その休載の際も、イラストを寄稿するといった穴埋めをしているため、全くの手放しでの休載はありません。
空白の期間が多い漫画家としての経歴
では、なぜ死亡説が流れたのでしょうか。
おそらく死亡説を流しているのはSPY×FAMILYで初めて遠藤先生を知ったファンではなくいわゆる“古参ファン”なのではないかと言われています。
漫画家歴は22年と長く、「第5回ストーリーキング漫画部門準キング受賞」をしていますが、3作目の『WITCH CRAZE』から4作目『PMG-0』まで3年の空白、その後も2年の空白、作品掲載、、を繰り返していたため、死亡説が流れたのではないでしょうか。
2.あひるの空
週刊少年マガジンに掲載されている人気バスケ漫画・あひるの空 作者 死亡が流れており、作者・日向武史先生死亡のためあひるの空が連載終了した、という噂まで流れています。
一体なぜなのでしょうか。
2019年から続く休載
あひるの空 作者 死亡と言われる最大の理由は、2019年2月に休載に入って以来4年半以上本誌に掲載される気配がないということです。
ちなみに、休載に際して日向先生はX(旧Twitter)にすぐ戻ると投稿していました。
またXへの投稿も休載中ということで自粛もされているとのことです。
さらに2021年のリツイートを最後に音沙汰もなくなってしまいました。
休載は体調不良?心疾患との噂も
長期休載中のあひるの空。2019年からの休載で連載開始から3回目の休載となりました。
長期休載の理由は全て「作者体調不良のため」となっています。
ネットでは「アニメが原作を無視した演出をしたことが原因で、精神的なストレスから作品制作の意欲がなくなったのでは?」という声もありました。
理由は分かりませんが、日向先生が元気で、HUNTER×HUNTERのように不定期でもいいので連載してもらえると読者としてはとても嬉しいですよね!
3.鬼灯の冷徹
『週刊モーニング』に掲載されていた鬼灯の冷徹 作者 死亡が流れていました。
これの噂が流れた理由は
- 2014年作者・江口夏実先生が体調を崩され、連載が毎週から隔週に変更となったこと
- 9年にもわたる『鬼灯の冷徹』の連載が終了したこと
の2つなようです。
ただ、江口先生は同じくモーニングで『出禁のモグラ』の連載をしているため、バリバリの現役。
SPY×FAMILYの遠藤先生同様なぜ死亡説が出たのか不思議なほどです。
最後に
今回は作者死亡説が出た『SPY×FAMILY(遠藤達哉先生)』、『あひるの空(日向武史先生)』、『鬼灯の冷徹(江口夏実先生)』についてまとめてきました。
「長期休載=作者死亡」という“注目を集めるための見出し”のような捉え方をされており、確証のない噂話でした。
読者の「続きを早く読みたい」という期待から出てくる言葉でもあるでしょうし、今後の連載にも期待がかかりますね。