2024年に原作が終了し、アニメ3期「死滅回遊」編の制作が決定している呪術廻戦。アニメの放送が待ち遠しいと思っている人もいるのではないでしょうか。アニメ2期「渋谷事変」では、脹相と虎杖悠仁の戦闘シーンは非常に魅力的でした。今回この記事では、脹相の死亡シーンや存在しない記憶について解説します。
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呪術廻戦の脹相が死亡するのはいつ?
呪術廻戦に登場するキャラクター脹相は、単行本29巻の259話人外魔境新宿決戦編で死亡します。ここでは脹相が死亡するシーンについて解説します。
宿儺との戦闘に加勢し死にかける
虎杖と日車が宿儺と戦闘中、脹相は日下部と猪野とともに加勢。宿儺に不意打ちで「穿血」を使用するも、宿儺の素早い攻撃で腹部を貫かれ一度死にかけます。そのまま倒れ死亡すると思われた脹相でしたが、人間と呪霊の混血だったため、反転術式を使用し復活。再び戦闘に戻ります。
虎杖を守り脹相は死亡
虎杖の連続黒閃に追い込まれていた宿儺は領域展開「伏魔御厨子」を維持できなくなり、最終手段として「竈」「開」を発動。激しい炎の中で虎杖が目を開けると脹相が赤血操術によるバリアで虎杖を守ります。そのまま宿儺の攻撃に耐えられず崩れていく脹相は、精神世界で虎杖と会話し、お互いに感謝を伝えあって最期を迎えます。
脹相の存在しない記憶とは
渋谷事変にて、虎杖と戦闘し勝利した脹相ですが、虎杖にとどめを刺そうとした時に存在しない記憶があふれ出します。その記憶とは、呪胎九相図の全員に加えて虎杖が同じテーブルで食事している光景です。これに加え、脹相は術式の力によってどんなに遠くても弟の死を感じ取れます。虎杖との戦闘時に、虎杖の死を感じとったことで弟だと信じます。その後は虎杖の兄として高専側に味方するようになります。
脹相は本当に虎杖の兄なのか?
脹相は虎杖を弟と思っていますが、当然ながら虎杖は兄弟という認識はありません。脹相と虎杖は本当に兄弟なのでしょうか。
渋谷事変にて脹相は、呪胎九相図には3人の親がいることが語られています。3人の親は、人間の母親と呪霊、そこに自身の血を混ぜ合わせた加茂憲倫です。この時の加茂憲倫は、すでに羂索が体を乗っ取っている状態です。羂索はその後も様々な体に転々としています。夏油傑の体に乗り移る前は、虎杖悠仁の母親「虎杖香織」を乗っ取り虎杖悠仁を出産。脹相と虎杖悠仁は共に羂索から生まれているため兄弟になります。
脹相とは何者?
脹相は、人間と呪霊のハーフである特級呪物「呪胎九相図」の一番です。偽夏油や真人が呪術高専東京校を襲撃した際に保管庫ある一番から三番までが盗まれた後に受肉し、人間の姿になっています。兄弟愛が非常に強く、虎杖と釘崎によって二番の壊相と三番の血塗が倒されたことから2人の仇を討つこと、呪術高専に保管されている四番以降の弟たちの亡骸を奪うことを目的に行動しています。
術式
脹相は加茂家相伝の術式「赤血操術」を使用し、呪力を込めた自身の血液や、血液の付いた物質の操作が可能です。攻撃や防御だけでなく拘束や身体強化も可能となっており、どの距離でも対応できる汎用性の高い術式です。自身の血を使うため普通の人間では失血死する恐れがありますが、脹相は呪霊と人間の混血という特殊体質から呪力を血液に変換できるため、その弱点を克服しています。
まとめ
今回は呪術廻戦に登場するキャラクター「脹相」の死亡や存在しない記憶について解説しました。
脹相は、物語終盤の人外魔境新宿決戦編にて、宿儺の攻撃から虎杖を守ったことで死亡します。
存在しない記憶によって、虎杖を一方的に弟と決めつけていると思われていた脹相ですが、羂索が虎杖の母親を乗っ取り出産していたことから2人は兄弟と言えるでしょう。
脹相と虎杖の戦闘シーンが非常に素晴らしく描かれているので、アニメ2期「渋谷事変」をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。