2020年4月より週刊少年サンデーで連載開始し、人気作品となっている「葬送のフリーレン」。アニメも好評で、国内外で多くのファンを獲得しています。そんな葬送のフリーレンですが、原作漫画は休載が多い作品と言われています。2025年1月8日公開の140話を最後に現在も休載が続いています。今回この記事では、葬送のフリーレンの休載が多い理由について解説していきます。
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葬送のフリーレンの休載が多い理由とは
漫画「葬送のフリーレン」が休載する理由について、作者や出版社は詳細を公表していないため不明です。ここでは休載が多い理由について考察していきます。
作者の体調不良
多くの連載漫画が休載する理由として良くあるのが作者の体調不良です。漫画家は、作品を作るために長時間椅子に座って絵を描き続けるお仕事です。同じ姿勢を長時間続けることで首や腰などに大きな負担となります。また、締め切り前には追い込み作業で睡眠時間が減り、食生活も偏りがちです。
体調不良によって絵が描けなくなり、作品が未完で打ち切りになる事もあります。作品の連載を続けるためにも、作者のアベツカサ先生の負担を抑えるために休載をしているのではないでしょうか。
アニメ2期の制作で忙しい
葬送のフリーレンの作者や原作者は、アニメにも関わっています。アニメでは原作を補完する丁寧な内容作りになっており、多くのファンから評判です。アニメ葬送のフリーレンは、2024年9月28日にアニメ2期の制作決定を発表。当然、2期の制作にも作者や原作者は関わっています。
アニメ2期制作が始まっていることで、打合せや監修などで忙しく休載していると考えられます。1期の時も、アニメ化を発表してから長期休載が増えているので、アニメ化による忙しさから休載になっている可能性が高いでしょう。
取材による休載
葬送のフリーレンの作者は、取材のため休載している可能性があります。葬送のフリーレンは、多くのドイツ語が使われており、建物も中世ヨーロッパの教会やケルン大聖堂のようなデザインの建物が描かれています。ドイツだけでなく、ヨーロッパ近郊国の建物や風景などを描くために取材に行っている可能性も高いでしょう。
ネタ切れで休載
葬送のフリーレンの原作者がネタ切れしたことで休載している可能性も考えられます。もともと葬送のフリーレンの序盤は1話完結型でしたが、徐々に長編に変わっていきます。これにより読者からはネタ切れになることを心配する声が多く挙がっています。
10年の旅路を再度めぐるストーリーとなっていることから展開に行き詰まり、次のストーリーの構想を練るための長期休載とも言われています。
精神的負担
作者の精神的負担による休載の可能性も考えられます。葬送のフリーレンは、アニメも世界中で大ヒットしており多くの人が注目している作品です。多くの人から注目されるということは、それだけプレッシャーがかかります。最近では、SNSでの口コミによる批判で精神的苦痛を感じる人も多いでしょう。
より良い作品を作るために、多くのプレッシャーを感じる作者の精神的負担を考慮して休載している可能性もあるのではないでしょうか。
出版社からの指示
葬送のフリーレンは、出版社側の都合で休載している可能性があります。2020年に連載開始した葬送のフリーレンは、2021年に多くの漫画賞を獲得。アニメ化も大ヒットし、サンデー作品のなかでは久しぶりの大ヒット作品となりました。サンデーの看板作品となった葬送のフリーレンを、出版社としてはできるだけ連載を長引かせたいと考えているはずです。
作品の設定が長期連載に向いていないと言われている作品だからこそ、連載を長引かせるために長期休載を定期的に行っていると考えられます。
葬送のフリーレンの連載再開はいつ?
葬送のフリーレンは過去に何度か休載しており、2023年には約6か月、2024年には約3ヶ月の長期休載しています。現在の休載は2025年1月から続いているため、今までと同じくらいの休載期間の場合、7月頃に再開するのではないかと思います。
2023年にアニメ化した際は、アニメが始まる9月に連載再開しているため、休載が長引いた場合は最悪2025年中に再開しない可能性もあります。
連載再開時は、1週間前に少年サンデーやSNSのフリーレン公式アカウントでアナウンスがあると思うので、事前にフォローしておくと良いでしょう。
葬送のフリーレンアニメ2期について調査
葬送のフリーレンアニメ2期は、2026年1月に放送予定となっています。アニメーション制作会社は1期と同様マッドハウスが担当。日本テレビ系列で放送予定です。
アニメ2期は原作どこまで放送されるか
1期のラストでは、フリーレンと弟子のフェルン、戦士シュタルクの3人が一級魔法使い試験編の舞台だったオイサーストの地から旅立ったところで終了しており、2期はその続きからになります。
原作では単行本7巻の第61話からとなっており、放送期間が2クールであれば、おそらく黄金郷編が終わる11巻までアニメ化するでしょう。
ティザービジュアルを公開
アニメ2期制作決定を発表したと同時に公式アカウントよりティザービジュアルが公開されています。ティザービジュアルは2025年6月現在まで第2弾まで公開。第1期ではフリーレン1人が描かれていましたが、第2期のティザービジュアルではフリーレンやフェルン、シュタルクの3人が描かれており、印象が異なります。
ティザービジュアル以外の情報はまだ公開されていないので、今後の続報を待ちましょう。
葬送のフリーレンとは
葬送のフリーレンとは、週刊少年サンデーで連載されている漫画です。勇者とそのパーティによって魔王が倒されたその後の世界が舞台になっており、パーティの1人だった1000歳以上生きる魔法使いエルフのフリーレンが、その後新たな人々に出会い旅路が描かれていくストーリーです。
連載開始後、様々な漫画賞を受賞し、コミックス累計部数は2025年2月時点で2400万部を突破しています。アニメも好評で、国内外で多くのファンを獲得しています。
まとめ
今回は、漫画「葬送のフリーレン」の休載が多い理由やアニメ2期について解説しました。2025年1月より原作が休載している葬送のフリーレン。休載理由は不明となっており、いつ再開するかはわかりません。遅くても2期アニメが放送する頃までには再開すると思うので、気長に待ちましょう。
興味のある方は、この機会にアニメ「葬送のフリーレン」1期をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。