2023年春アニメの中で群を抜いて人気な『推しの子』。先日アニメ最終回が放送され、第2期の放送も決定しています。OP主題歌である「アイドル」はYouTubeでの再生回数が2億回を突破するなど、いま最も勢いのあるアニメと言っていいでしょう。
『推しの子』がそこまで人々を魅了する理由は何なのでしょうか?その秘密に迫ります!
推しの子ってどんな作品?
『推しの子』は、主人公の青年が死後に前世の記憶を持ったまま、推していたアイドルの子供に生まれ変わる「転生もの」です。ファンタジー設定でありながら、サスペンス要素や現代社会を投影した展開、芸能界の闇へ切り込むリアルさが特徴となっています。
推しの子 ネタバレなしのあらすじ
主人公で田舎の産婦人科医・ゴローは、人気アイドルグループ「B小町」のセンター・星野アイの大ファン。そんなある日、ゴローが働く病院に妊娠したアイが現れます。ゴローはショックを受けるも、絶対的な”推し”であるアイをサポートすることを決め、出産に立ち会うことに。
そしてアイの出産予定日を迎えるのですが、ゴローは何者かに襲われ命を落としてしまいます。…が、目を開けると彼は美しい女性に抱きかかえられていました。その女性とは、推しである「星野アイ」。なんとゴローは、星野アイの息子に転生していたのです。ゴローはアイの息子「アクア」として第二の人生を送ることになります。
推しの子 人気の秘密とは?本作の魅力を紹介!
アニメ『推しの子』はなぜ、ここまで圧倒的な人気を誇っているのでしょうか?大ヒットしている理由や、本作の魅力を紹介します!
劇場版レベル!?衝撃の第1話
『推しの子』第1話は90分拡大版となっており、原作1巻分の内容が丸々映像化されています。原作1巻の最後は”衝撃的な結末”となっており、そこまでを1話で描き切ったことで、続きが気になる最高の引きとなりました。第1話は映画館で先行上映も行われましたが、映画として公開されていてもおかしくないレベルの作画クオリティにもなっています。
第1話から視聴者に強烈なインパクトを与えたことによって、『推しの子』は話題作となったのです。
続きが気になるストーリー展開
『推しの子』は1話がピークで終わる作品ではありません。ストーリーのテンポが良く、毎話気になる終わり方をするため、どんどん続きが見たくなってしまいます。
エンディング曲の使い方が神がかっており、毎回絶妙なタイミングでED主題歌の「メフィスト」が流れます。特に第7話、黒川あかねの覚醒回は必見です。
可愛いだけじゃないキャラクター達
『推しの子』はとにかくキャラクターが可愛いです。しかし可愛いだけでなく、キャラクターの内面も本作の魅力のひとつ。
プライドが高いけど実は繊細な「有馬かな」や、真っすぐすぎる故に努力が空回りしてしまう「黒川あかね」など、悩みを抱えるキャラクターに感情移入できる作りになっています。
夢があるだけじゃない?芸能界の表と裏
本作の舞台は芸能界。普段見ているドラマ、恋愛リアリティショーなどの表と裏がリアルに描かれています。
アニメの「恋愛リアリティショー編」では大人の事情に翻弄されながらも、夢や目的のため、人気を得ようと高校生たちが奔走する姿が描かれています。SNSの炎上問題など、現実でもよくある題材を扱っているのが面白いポイントの一つです。
まとめ
話題の人気アニメ『推しの子』の魅力を紹介しました。アニメの放送は一旦終了しましたが、まだまだメディア展開は続きます。第2期の放送も今から楽しみですね。
『推しの子』は各種配信サイトで視聴可能です。アマゾンプライム 大人におすすめのアニメと併せてぜひご覧になってください!