デビルハンターの活躍を描く、シュールで独特な世界観が話題の漫画「チェンソーマン」。衝撃的なストーリー展開は多くのマンガ好きから支持されており、2021年に第1部が完結、待望の第2部が2022年初夏より連載が開始され、TVアニメ化も決定しています。
今回は、更なる人気の加速が予測される漫画「チェンソーマン」の魅力や、アニメ情報を紹介していきます。
はまったら抜け出せない!漫画「チェンソーマン」とは?
概要
「チェンソーマン」は、個性的な作風で漫画ファンから一目置かれる奇才・藤本タツキ氏によるホラーアクション漫画です。2019年~2021年まで「週刊少年ジャンプ」にて第1部「公安編」が連載されました。「このマンガがすごい!2021オトコ編」第1位、第66回小学館漫画賞少年向け部門を受賞し、米国コミック業界で権威のある「ハーベイ賞」のベストマンガ部門を受賞するなど世界的にも注目されています。
2022年初夏からは「少年ジャンプ+」にて、第2部「学園編」のWEB連載がスタート。また、TVアニメ化も決定しています。
あらすじ
人々を襲う悪魔が存在する世界で、亡き父の借金返済のため悪魔を駆除する「デビルハンター」として「チェンソーの悪魔」であるポチタと手を結び、必死に生きてきた少年・デンジ。ある日、雇用主のヤクザに裏切られてしまい「ゾンビの悪魔」に襲われて命を落としてしまうが、ポチタがデンジに心臓を受け渡すことで復活。悪魔でも人間でもない「チェンソーマン」となり、悪魔たちを一掃する。騒ぎを聞いて駆けつけてきた公安警察のデビルハンター・マキマにその能力を見初められて、先輩のアキや相棒のパワーとともに公安のデビルハンターとして活躍することになるが・・・。
「チェンソーマン」のここに注目!
ここで、「チェンソーマン」の注目ポイントを2つ紹介します。
1.クセの強い画力や世界観
この作品の特徴的な部分は、バトルシーンでの大量の血しぶきと生々しい戦いの描写です。その描写だけを切り取って見ると、人によっては気分が悪くなることも。しかし、話の流れに沿って読み進めると、計算された迫力のある構図に圧倒され、不思議なことに芸術性すら感じられます。主人公の武器がチェンソーという設定や所々に挟まれるエロ描写がB級ホラー感を醸し出していて、ダークなストーリー展開にもかかわらず、重くなりすぎないポップな雰囲気が漂います。小さなお子様には少し刺激が強いかもしれませんが、はまったら抜け出せない独特の世界観が人気の秘密なのでしょう。
2.キャラクターが魅力的
まず、借金返済のために自分の臓器を売るほどの過酷な生活を経験してきた主人公・デンジの目指すものが「普通の生活」であること、また戦う理由も「美女の胸を揉みたい」という欲望からきていて、正義感あふれる少年誌の王道キャラからかなり外れた設定であることがわかります。悲壮感を感じさせないダークヒーローの成長過程は予測がつきにくく、その先の展開が気になってしまうという魅力があります。また、登場する女性キャラが強くて美しいということも魅力の1つです。デビルハンターたちや敵のキャラ設定がしっかりしている点や、交わされる会話のテンポが小気味よくて読みやすく、グイグイと引き込まれてしまいます。
「チェンソーマン」アニメ情報
ここからは、2022年5月上旬現在で判明しているアニメ情報を紹介します。
- 監督:中山 竜
- 脚本:瀬古 浩司
- キャラクターデザイン:杉山 和隆
- アクションディレクター:吉原 達矢
- チーフ演出:中園 真澄
- 悪魔デザイン:押山 清高
- 美術監督:竹田 悠介
- 色彩設定:中野 尚美
- 画面設定:宮原 洋平
- 音楽:牛尾 憲輔
- アニメーションプロデューサー:瀬下 恵介
- 制作:MAPPA
2020年12月に公式Twitterにてアニメ化されることが正式に発表されたチェンソーマン アニメ いつ始まるかの詳しい日程は未定ですが、2022年内には放映される予定で調整中のようです。週刊少年ジャンプ連載の同系統作品である「呪術廻戦」や「ドロヘドロ」のアニメ化に携わり、大ヒットさせたMAPPAが制作することや、公式HPで公開されている迫力満点なティザーPVの再生回数が1,000万回を超えていることにアニメ化への期待値の高さが伺えます。気になるチェンソーマン 声優の発表はまだですが、誰がキャスティングされるのか想像するのも楽しみですね!
まとめ
今回は、独特の世界観が話題のホラーアクション漫画「チェンソーマン」についてまとめてみました。新しい展開が楽しみな第2部や過激な描写をどのように表現するのか気になるアニメ化など、今後大きく動き出す「チェンソーマン」から目が離せません!