古舘春一による大人気バレーボール漫画『ハイキュー‼』。現在公開中の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は、公開45日間で興行収入87.5億円、観客動員数も610万人を超える大ヒットを記録しています(興行通信社調べ)。
今回は、そんな絶好調の『ハイキュー‼』について、なぜ人気なのか?作品の魅力と、現在公開中の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の感想や評価についても紹介します。
ハイキューの魅力とは?
スポーツ漫画は一般的に若い男性のファンが多い傾向がありますが、ハイキューの視聴者層は10代~40代、男女共に幅広い層のファンがいます。なぜハイキューには幅広いファンがいるのか?魅力について解説します
すべてのキャラクターが魅力的
ハイキューのキャラクターは、人としての強さも弱さも持っています。そして、つまずいたり迷ったりしても、全員が必死に前を向いて戦っています。ハイキューの良いところは、それが選手だけでなく、コート外で選手を取り囲む人たちも”縁の下の力持ち”的に自分の役割を果たしているところです。読者は、そんなキャラクターたちに共感し、敵も味方も関係なく、いつの間にか全てのキャラクターを好きになってしまうのです。
豪華声優陣による演技が秀逸
キャラクターの魅力を底上げしているのは豪華声優陣です。主人公・日向翔陽(村瀬歩)や影山飛雄(石川界人)をはじめとした烏野高校排球部のメンバー。その他、本作の対戦相手である音駒高校の弧爪研磨(梶裕貴)や黒尾鉄朗(中村悠一)。その演技は、試合の緊迫感や臨場感を盛り上げ、長年一緒に過ごした仲間の団結力を感じます。
勇気をもらえるストーリー
ハイキューでは、烏野高校排球部を始めとしたチームメンバーが成長する姿を描いています。メンバーはチームが勝つために自分を磨いていきます。しかし、その努力はいつでも実るわけではありません。時には、挫折することもありますが、そこから学んでまた
前に進みます。そして、努力の末に何かを掴みます。そのストーリーは、いつでも勇気をくれます。
劇場版「ハイキュー‼」成功の要因(ネタバレなし)
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は、作品のなかでも大きな意味のある音駒高校との対戦ということもあって、ファンにとってかなりの注目を集めました。しかし、
ハイキュー 映画 2023 公開日を予定していた本作は、公開が遅れ、2024年2月16日に公開されました。
注目作といえど、なぜここまでのヒットを記録したのか、成功の要因を解説していきます。あわせて観客によるハイキュー映画の感想も紹介します。
原作ファンの期待に応えた演出とキャストの演技力
本作の上映時間は85分。烏野高校と音駒高校による「ゴミ捨て場の決戦」の一試合分の時間です。それは、「真剣勝負を繰り広げるキャラクターたちと同じ時間を、製作陣も観客も一緒に過ごすんだ!」という宣言のようにも感じました。
現に、劇場の最新技術を駆使した作品の臨場感は素晴らしく、まるで自分がコートの中にいるような気分になりました。この臨場感は映画ならではでしょう。また、スタッフやキャストがこれまでに積み上げてきた1つ1つの演出や演技が、ピッタリとハマっており、原作やアニメのファンの期待以上のものになっていました。
来場特典によるリピーター
近年の映画では、原作者が映画のために書き下ろした作品や、出演者のインタビューなど、ファンにとっては是非手に入れたい来場者特典が限定で配布されます。本作でも、来場特典は第7弾まで用意されていて、それを目当てに何度も足を運ぶ人もいます。
劇場版「ハイキュー‼」映画の感想
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の観客の感想を集めました。なかには、全くの新規で映画を見たという人もいますが、それでも作品は楽しめるのが分かります。
まとめ
今回は、『ハイキュー‼』がなぜ人気なのか?現在公開中の映画についても感想や魅力を紹介しました。大人気バレーボール漫画『ハイキュー‼』の最大の魅力は、キャラクターやストーリーが発信するポジティブなメッセージです。それらは、いつでも視聴者に勇気や元気を与えてくれます。
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』では、映画館ならではの臨場感がさらにパワーアップ。まるで自分が選手たちと一緒にコートの中にいるように感じる作品になっています。現在、大好評公開中なので、気になる人は早めに見に行くのをおすすめします。