原作は完結し、TVアニメシリーズも完結へと近づいている『進撃の巨人』。そんな中、ネット上では原作者である諫山創先生の伏線回収に驚きの声が多く上がっています。中でも巨人で奇妙な動きをしていた奇行種に対しての伏線回収はインパクトがあって衝撃的でした。そこで今回は、衝撃!【進撃の巨人】奇行種に隠された伏線がとんでもなかったについて紹介いたします。尚当記事は進撃の巨人 ネタバレが含まれますのでご注意ください。
奇行種に隠された伏線
物語が終盤に近づくに連れて様々な伏線回収が行われてきました。その中でも、衝撃的だったエレンの母親であるカルラを捕食した奇行種に隠された伏線について紹介します。下記の記事は進撃の巨人 ネタバレがありますのでご注意ください。
エレンの母親を食べた奇行種の伏線 その①
超大型巨人によって壁が破壊され、その瓦礫の下敷きになったことで逃げることが出来なかったエレンの母親は巨人に食べられてしまいます。そしてエレンは巨人を駆逐することを覚悟するのですが、実はこの巨人はエレンの父親グリシャ・イェーガーの元妻であり、王家の血を引くダイナ・フリッツだったのです。後にエレンは2人の息子となるジーク・イェーガーとも相見えることになります。まさか物語当初の第2話にあった衝撃的なシーンが、第87話で伏線となった回収されるとは驚きでした。
エレンの母親を食べた奇行種の伏線 その②
ライナーとベルトルトの元から脱出する際に、再びダイナの巨人と遭遇したエレン。そしてダイナの巨人に立ち向かい、ダイナに触れたことでエレンは、始祖の巨人の力「座標」を発動し、無垢の巨人たちを操りダイナの巨人を撃退させるのでした。王家の人間しか始祖の巨人の力を使うことが出来ないからこそ、王家の血を引くダイナと接触したことで、エレンは始祖の巨人の使うことが出来たと予想されます。2話で母親を食べた巨人としてのインパクトが強いですが、ここでもこのような伏線があったということは衝撃的でした。
エレンの母親を食べた奇行種の伏線 その③
2点の伏線を紹介しましたが、更に驚くべき伏線がまだ隠されていました。なんと当時の超大型巨人の所持者であったベルトルトを殺させない為に、ダイナの巨人を操作して自身の母親の方へと向かわせたこともエレン自身が語っています。つまり、母親の死によって巨人を駆逐する覚悟を決めることとなった『進撃の巨人』の中でも衝撃的なシーンですが、その全てはエレン自身が思い描いた計画を達成するために、エレン自身によって仕組まれたものだったのです。この伏線については作者である「諫山先生すごすぎる」など、緻密な伏線回収にネット上でも称賛の声が多くみられました。
巨人の種類
巨人は大きく分けて、始祖ユミルの死後分けられた知性や自我を維持出来る9つの巨人と知性を持たない無垢の巨人がいます。その巨人たちの種類について紹介します。
知性や自我を維持できる巨人
- 始祖の巨人
- 進撃の巨人
- 超大型巨人
- 鎧の巨人
- 女型の巨人
- 獣の巨人
- 車力の巨人
- 顎の巨人
- 戦鎚の巨人
知性を持たない巨人
- 無垢の巨人
- 奇行種
まとめ
今回は、衝撃!【進撃の巨人】奇行種に隠された伏線がとんでもなかったについて紹介しました。進撃の巨人 ネタバレになりますが、エレンの母親であるカルラを食べたダイナの巨人にあんな緻密な伏線があったことについては、多くのファンが驚きました。又、奇行種は物語の中でも度々登場し、エレンによって操作された者もいるようですが、奇行種についてはあまり作中でも触れられていません。その為、「奇行種は計画遂行のためにエレンに操られていた巨人だったのでは?」などネット上でも様々な意見が飛び交っています。原作漫画は完結していますので、気になった方は是非をチェックしてみて下さい。