鬼滅の刃・無限列車編で炭次郎たちは魘夢の血鬼術で眠らされてしまいました。
そのときに炭次郎たちの夢に入って、精神の核を壊すように命令された人たちがいましたね。
彼らは夢主と自分の手首を縄で繋ぐことで夢の中に入り込むことが出来ていました。
この縄なのですが、作中では日輪刀で断ち切ることはせずに、禰豆子の燃える血の力で縄を焼き切っていましたよね。
劇場版では詳しくは語られなかった部分。
この縄を日輪刀で切ってしまったらその後どうなるのか?
実は、原作の中で縄を日輪刀で切ってしまったらどうなるのかが書かれています。
今回は、無限列車編の魘夢の縄について解説していきますよ!
無限列車編のネタバレありなので、ご注意ください。
無限列車で縄を日輪刀で切ってはいけないのはなぜか?
あの縄を日輪刀で断ち切った場合、夢に入り込んだ子供たちは夢から抜け出すことが出来なくなっていました。
夢から最初に目覚めた炭次郎は、伊之助や善逸、煉獄さんを起こすために腕に繋がれている縄を日輪刀で切ろうとしました。
しかし嫌な予感がした炭次郎は、日輪刀で縄を切ることはやめ、禰豆子に縄を燃やすように頼んでいました。
この炭次郎の判断は大正解だったのです。
もし、炭次郎が縄を日輪刀で断ち切ってしまっていた場合、煉獄さんたちは目が覚めます。
しかし、伊之助たちの夢に入り込んでいた子供たちは、夢から抜けることが出来ずに永遠に眠り続けることになっていたのです( ゚Д゚)
魘夢の術がかかった縄は、現実と夢を行き来する橋のような役割を果たしています。
それを切ってしまったら、帰れなくなってしまうというわけですね・・
子どもたちは魘夢から夢の中に入り込むときのリスクは教えられていなかった。
ただ、幸せな夢を見たいがためだけに魘夢に従っていたことになります。
ちなみに炭次郎とつながっていた男の子は、炭次郎が自分で起きたため現実に強制的に戻らされた。ということです。
無限列車で登場する縄は何で出来ている?
鬼が使う道具は不思議な術が込められていることが多いです。
夢に入るために使っていた縄も、魘夢の血鬼術で作られたものだと予想されます。
魘夢は炭次郎たちを眠らせるために、魘夢の血を混ぜたインクを使った切符が使われましたね。
縄もこれと似たような方法で作られていたのではないかと思います。
例えば、
・魘夢の身体の一部である髪の毛を一緒に編み込んだ
・縄に血を染み込ませた
などが考えられますね。
日輪刀がNGで禰豆子の血鬼術がOKだったわけ
魘夢の縄は日輪刀で切ってしまうと夢に入っていた子供たちは目覚めることができず、大変なことになっていました。
ここで活躍したのは禰豆子。
なぜ日輪刀はダメだったのに、禰豆子の血鬼術で焼き切るのはOKだったのでしょうか。
禰豆子が使う血鬼術は「爆血」と言って自分の血を燃やして爆ぜさせる能力で、人間には無害です。
しかし、鬼の身体や血鬼術で生み出されたものを燃やすことが出来るのです!
このことから、縄にかかっていた魘夢の血鬼術を禰豆子の血が燃やして無効化させたから術が解けたということですね。
無限列車で炭治郎が縄を日輪刀で断ち切ろうとしたシーン
炭次郎は眠りから覚めてすぐに、腕に巻かれている縄の存在に気が付き、鬼の術がかかっていることにも臭いで気が付きました。
周りを見ると伊之助や善逸、更には煉獄さんまでもが眠らされていて、それぞれ縄で繋がった人も眠っていました。
一瞬は日輪刀で断ち切ってしまおうと考えた炭次郎でしたが、
「何だろう、この縄を日輪刀で断ち切るのは良くない気がする」
と思いとどまり、禰豆子に縄を燃やしてくれと頼みます。
夢に入り込んだ子供たちが何の問題もなく目覚められたのは、炭次郎の機転のおかげと言えます。
無限列車の縄の話は原作何巻何話で描かれている?
原作コミックで7巻の58話で、ナレーションとして描かれています。
原作に忠実に映像化するにあたり、こういったナレーションが省かれてしまうといった問題が起きてしまいました。
今回の件も、原作を読んでない方には少し説明不足になってしまったなと感じます。
この記事で、理解が深まりより鬼滅の刃を楽しんでもらえたら嬉しいです^^
鬼滅の刃無限列車で縄を日輪刀で切ってはいけない理由。 原作何巻で書かれてる?まとめ
私も最初はなぜ日輪刀で切ったらダメなのか疑問でした。
あの縄を使って夢の中に入り込むわけだから、現実と夢を行き来する「道」なんですよね。
道を断ち切ってしまったら夢の中から帰ってこられないと言うのは納得です。
禰豆子の血は鬼の血鬼術を無効化できるから、血鬼術自体が消えたことで全員無事に現実に戻ってこられたと言うこと!
炭次郎と禰豆子・・・どちらか一方が欠けていても恐ろしい事態になっていたことは間違いないでしょう。