メイドインアビスの主人公リコの母親「ライザ」は、リコにとって冒険のキッカケであり、目的となる人物として有名です。
ただ、生きているのか作中では明らかになっておらず、物語の大きな謎の一つとなっています。
そんなライザについて考察されているものを、大きく三つに分けて、ライザ本人や手掛かりとなるキャラクターと合わせて紹介していきます!
メイドインアビス「ライザ」とは?
ライザは、大穴アビスの淵の街「オース」で伝説の探窟家として多くの尊敬を集めており、探窟家にとって最高位である白笛を持っています。
金髪で可愛らしい容姿とは裏腹に、
・大酒飲みで悪戯好き、
・アビスの凶暴な生物を何匹も倒す
・他国からの侵略者達を何度も追い返す
と非常に勇敢で豪快な性格のようです。
そんなライザについた異名は「殲滅卿」。
物騒な響きですが、イメージと合っていますよね。
ライザさん、初めてお顔が見えました! #miabyss pic.twitter.com/ZJsaYemHF3
— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) August 25, 2017
しかし、危険なアビス内でのある重要な任務に子供(リコ)を身ごもった状態で挑まなくてはならない時がありました。
多くの大切な仲間を亡くし、達成を目前にしたところで産まれた子供のために任務を放棄する決断を下すなど、家族に対してとても強い愛情を持っているようです。
母ライザと娘リコの関係
リコは母親としてのライザを知りません。
なぜならリコが2歳の時、ライザがアビスの深層へ冒険に出たきり戻ってこないからです。
人間性を失うほどの上昇負荷が掛かるアビス深層への降下は、実質的に地上に帰ることができないため、絶界行(ラストダイブ)と呼ばれています。
ライザの絶界行から10年。
オースの孤児院で暮らすリコは探窟家を目指す者として、ライザに強い憧れを持ちながらも、心のどこかで安否を気にしていました。
ある日、アビスからライザのものと思われる封書と白い笛がリコの元に届きます。
封書には「奈落の底で待つ」と書かれており、それを見たリコは旅立つ決心!
【サンテレビ】23:30~第5話「火葬砲」放送!
探窟家としてどんどん成長していくリコたちです。 https://t.co/8sRrtixubh #miabyss pic.twitter.com/eyJSMFapGN— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) August 7, 2017
メイドインアビス「ライザ」は生存しているのか?
二人のキャラによって、ライザは生存していると考えることが出来ますね。
1.手がかりキャラ「レグ」
レグは、リコと共にアビスを冒険する少年型ロボット。
アビスの一層で機能停止していたころを見習い探窟家のリコに助けられます。
「メイドインアビス」でレグの声を担当するのは、伊瀬茉莉也さんです! https://t.co/XdxKT3t5Jm #miabyss pic.twitter.com/oL6aSO0ZdC
— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) March 25, 2017
記憶が一切なく、自身の名前やロボットである事すら忘れていました。
リコが昔飼っていた犬の名前をもらい、自分の正体とリコを守るため、共に旅立ちます。
そんなレグは、ライザの封書に自身とよく似たイラストが描いてあったり、夢の中で以前ライザと一緒に過ごした記憶を思い出したり、なによりもライザと同じ「度し難い」という口癖を使っている事から、強い関係性があると思われます。
2.手掛かりキャラ「オーゼン」
オーゼンは、ライザの師匠で白笛歴50年のベテラン女性探窟家。
無双の怪力を持つことから「不動卿」と呼ばれています。
変わった髪型をしていて、長身でスラっとした中性的な見た目。
オーゼンのキャラクター紹介を追加しました。 https://t.co/2F9MwkswGM #miabyss pic.twitter.com/07nmAOwhZu
— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) August 11, 2017
現在は、アビスの二層にある監視基地(シーカーキャンプ)で防人をしています。
アビスの四層で、ライザの墓標らしきものと封書を発見し、地上に送ったのは彼女でした。
オーゼンによると、封書の筆跡はライザのものではなく、掘り返した墓の中に遺体はなかったとのこと。
また、ライザの絶界行に立ち合った際にリコの世話を頼まれたそう。
そしてオーゼンは訪れたリコとレグに探窟の技術を教えるのです。
レグとライザの2人によって、ライザが生きている可能性が強くなっていると感じます。
実際に物語には登場しないので、一体どんな姿をしているのか?どこにいるのか?は全くの未知です。
メイドインアビス「ライザ」生存考察3選
ライザが生存しているという可能性を信じて3つ、考察してみます!
アビス深層で待っている
アビスと地上とでは時間の流れが違うということはわかってきていますね。
地上が10年経ってもアビスの底はまだ数年しか経っていないとすれば、ライザはまだ生きている可能性は高いと考えられます。
また、原作9巻にて記憶を無くす前のレグが、何者かに頼まれてハク(一番大事なもの)を探しに地上を目指す描写があります。
もし「何者か」がライザだとすると、「ハク」は娘のリコと考えられる事から、レグが地上から近い一層で機能停止していた事にも納得がいきます。
ライザがリコを待つ理由とは・・
アビスでは2000周期で大規模な悲劇が起こっているのは、お祈り骸骨などからわかってきています。
そして物語の時代もその周期の真っ只中で、地上ではすでに異変が起こり始めました。
これを知っていたライザは、リコを避難させるためにレグを遣わしたのではないでしょうか。
または、単純に先に進むためにどうしてもリコが必要になったのかもしれません。
レグがライザという説
レグの「度し難い」という口癖は、ライザの口癖が移ったものではなく、レグの中にライザの人格が宿っているものではないかという説もあります。
それは、同じ人と長く時間を共有しただけで、口調や口癖がそっくり移るのかという疑問が生まれるため。
また、レグは強敵との戦闘中に、獣のような人格に変わってとてつもない力を引き出したことから、複数の人格がレグの中に宿っているのではないかと考えられます。
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稀にレグに電源を吸収されて、一時的に見ることができない不具合が生じるかもしれません。
その場合、恐れ入りますが、一旦レグの暴走を止めて頂き、電気の復旧をお待ちください。https://t.co/r7BmxzNXEv#miabyss pic.twitter.com/4SVIOI2a7M— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) September 23, 2020
ライザの師オーゼンは、レグに対して「やはり探窟の技術の飲み込みが早い」と言っていた事からも、ライザの人格がレグに宿っている可能性はあるのではないでしょうか。
ライザは成れ果てとして生きている
オーゼンが見つけた墓標は、ライザの「人間としての死」を意味するもので、ライザは成れ果てとして、自我を失ったままアビスの底を彷徨っているのでは?という説です。
墓標は、ライザが大好きだったトコシエコウの花の群生地にあり、記憶を無くす前のレグが、地上を目指す途中で作ったものと思われます。
原作3巻で、レグが実際に墓標を訪れた際、過去のレグが「もう行くよ ライザ」と墓標の前で別れを告げていたことを思い出します。
ライザほどの探窟家でも、自我を保ったまま危険で溢れた未知の世界を生き残るのは厳しいのかもしれません。
メイドインアビスライザは生きている?生存の可能性を考察まとめ
ライザは生きているのか?
生存の可能性について3つの考察を挙げてみました。
本当に謎の多い物語で、先が気になりますよね!
一体どのような結末を迎えるのか?楽しみで仕方がないです。
個人的には、ライザとして存在して生きていて欲しい・・
そしてリコ達と一緒に冒険をしているところを見たいですね。
そんな幸せ一色な展開にはならないと思いますが・・いい意味で我々の予想を裏切る展開に期待です!