「メイドインアビス」の主人公リコは、明るく好奇心旺盛な探窟家の少女です。かわいらしい見た目の裏には、出生にまつわる重い秘密が隠されています。ここではリコの正体やプロフィール、衝撃の過去までを、初めて作品に触れる方にもわかりやすく整理していきます。

リコの正体とは?出生に隠された秘密

リコは探窟家として深界をくだる少女ですが、その出生そのものに大きな謎があります。核心となる秘密は、白笛オーゼンの口から少しずつ明かされていきます。まずは多くの読者が気になる「正体」から確認していきましょう。

死産から蘇ったとされる誕生

リコの母ライザは、国から特級遺物「時を止める鐘」の回収を命じられ、身ごもったままアビスへ潜行したとされています。探窟の途中で隊は壊滅し、父にあたるトーカを含む多くの仲間を失ったと語られます。深界4層付近で生まれたリコは、取り上げたオーゼンによれば死産だったそうです。ところが近くにあった遺物「呪い除けの籠」に入れたところ、息を吹き返したと描かれています。

地上へ連れ帰られた赤ん坊

オーゼンとライザは、回収命令が出ていた「時を止める鐘」をあきらめ、籠に入れたリコを地上まで運び上げました。深界4層からの上昇負荷は、全身の激痛や出血をともなうほど過酷だとされています。それでもリコは大きな後遺症もなく成長したと語られ、作中でも驚きをもって受け止められています。

「呪い除けの籠」が持つとされる力

この籠には、中に入れた死者を蘇らせる効果があるのではないかと考察されています。ただし蘇生というより、亡骸を動かしているだけだという見方も紹介されており、その正確なところははっきりしていません。蘇ったリコの魂が本来のものと異なる可能性を指摘する声もあり、真相は今後の展開次第といえそうです。

誕生から蘇生までの流れ

  • ライザが身重のまま国の命令でアビスに潜る
  • 探窟隊が壊滅し、父トーカらを失う
  • 深界4層付近でリコが生まれるが死産だったとされる
  • 遺物「呪い除けの籠」に入れると息を吹き返す
  • オーゼンとライザがリコを地上まで連れ帰る

リコのプロフィール 年齢や赤笛ランクを整理

物語開始時点のリコは12歳で、アビスのほとりにある街で暮らす探窟家です。探窟家としてのランクは、新人を示す赤笛にあたります。笛の階級については笛の階級の解説もあわせて読むと理解が深まるでしょう。金髪のツインテールに眼鏡が特徴で、声は富田美憂さんが担当しています。

基本プロフィール

名前リコ
年齢12歳(物語開始時)
探窟家ランク赤笛(新人)
外見金髪のツインテールと眼鏡
母ライザ(白笛・殲滅卿)
父トーカ(ライザの探窟隊員)
声優富田美憂

ベルチェロ孤児院で育った理由

リコは英雄である母の娘であるため、誘拐などのリスクをさけるねらいから、表向きは孤児として育てられたとされています。暮らしていたのはアビスのほとりにあるベルチェロ孤児院で、ほかの子どもたちとともに探窟の訓練を受けていました。親元を離れた環境が、リコの自立心を育んだ一因ともいわれています。

リコが眼鏡をかけている理由

リコの視力自体は正常で、眼鏡のレンズに度は入っていないとされています。それでも眼鏡を手放さないのは、特別なレンズを通さないと頭痛を起こしてしまう体質のためだと説明されています。見た目の印象だけでなく、身体的な事情が背景にある点はユニークな設定ですね。眼鏡はリコらしさを象徴する要素として、探窟の場面でも欠かせない存在になっています。

リコのかわいい魅力と個性的な性格

リコは前向きで好奇心が強く、強靭なメンタルを持つ主人公として描かれています。かわいらしい外見とは裏腹に、いたずらや問題行動も多く、一筋縄ではいかない個性派です。ここでは、その魅力を二つの側面から見ていきましょう。

知識と料理で頼られる一面

リコはアビスの原生生物にくわしく、遺物の目録をほぼ暗記しているとされます。記憶力や観察力、その場での応用力にすぐれ、料理の腕前は相棒のレグからも高く評価されています。身体能力こそ高くないものの、頭脳面でパーティーを支える存在といえるでしょう。そのレグについてはレグの正体の考察で詳しく紹介されています。

問題児としての一面

その一方で孤児院では、収めるべき遺物をくすねようとして、たびたびお仕置きを受ける問題児でもありました。悪意や狡猾さはないものの反省は少なく、大人たちから悪童としてマークされていたと描かれています。それでも探窟の際は真剣で、地上では見せない頼もしい姿をのぞかせることもあります。

リコの衝撃の過去 ライザとトーカの運命

リコの母ライザは「殲滅卿」と呼ばれる白笛の探窟家で、父トーカもライザの探窟隊の一員だったとされています。前述のとおりライザは身重のまま国の命令でアビスへ潜り、その途中で隊は壊滅し、トーカを含む仲間を失ったと語られます。出産に立ち会ったのが白笛オーゼンであり、リコの出生の秘密を知る数少ない人物となっています。母ライザが今も生きているのかは、ライザの生存を巡る考察でも議論が続いています。

リコが奈落の底を目指す動機

リコにとって母ライザは憧れの存在であり、アビスの謎を解き明かすことが大きな目標になっています。「奈落の底で待つ」と記されたライザからの手紙を受け取ったことが、旅立ちの直接のきっかけとなりました。記憶を失ったロボットのレグと出会い、二人で深界の底を目指すことを決意します。母の背中を追って奈落へ向かうその姿は、物語全体を貫く原動力になっているといえるでしょう。深界をくだる際に体をむしばむ「上昇負荷」については、アビスの呪いの解説も参考になります。

リコが登場するアニメと劇場版

リコは2017年に放送されたテレビアニメ第1期(全13話)の主人公として描かれました。その後、総集編や完全新作の劇場版「深き魂の黎明」が公開され、物語はさらに深い階層へと進みます。2022年にはテレビアニメ第2期「烈日の黄金郷」も放送され、リコたちの旅は新たな局面を迎えました。

映像作品の放送情報

作品放送・公開
テレビアニメ第1期(全13話)2017年
劇場版総集編(前編・後編)2019年
劇場版「深き魂の黎明」2020年
テレビアニメ第2期「烈日の黄金郷」2022年

まとめ

リコはかわいらしい見た目と問題児ぶりをあわせ持ちながら、アビスの知識にかけては頼れる探窟家です。その出生には死産から蘇ったとされる衝撃の秘密があり、母ライザの愛と選択が深くかかわっています。今後の原作で明らかになる真相にも注目していきたいところですね。

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ひろ
管理人のひろです。漫画・アニメ関連の情報をどんどんUPしていきます。 数名のアニメ好きライターさんも執筆して下さっています。