考察・解説

    【BLEACH】石田雨竜 裏切りの理由は?黒崎一語との関係や物語の結末とその後を解説!

    【BLEACH】石田雨竜 裏切りの理由は?黒崎一語との関係や物語の結末とその後を解説!
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    アニメ化20周年プロジェクトの一環として2024年10月5日より「千年血戦篇-相剋譚-」が放送されたジャンプ漫画「BLEACH」。アニメのクオリティが高く、毎週話題となっていましたよね。最終クールに当たる「千年血戦篇-禍進譚-」が2026年に公開されることが決まり、待ちきれないという方も多いのでは?

    BLEACH 黒崎一語が主人公で注目されがちですが、今回はBLEACH登場キャラクター「石田雨竜」にスポットを当て、「石田雨竜が裏切った理由は?」「千年血戦篇の結末はどうなるの?」「千年血戦篇終わった後、石田雨竜はどうなるの?」といった疑問をそれぞれ紹介していきます。

    本記事では漫画「BLEACH」のネタバレを含みますので、アニメで結末を知りたい方や、まだ原作を読んでいない方は注意してください。

    石田雨竜が裏切った理由とは

    黒崎一護のライバルでもあり、仲間として共に戦っていた石田雨竜は一護達を裏切り、滅却師(クインシー)で構成された「見えざる帝国」側に行きます。石田雨竜の裏切りにショックを受けた方も多いのではないでしょうか。ここでは石田雨竜が裏切った理由を紹介します。

    真世界城を崩壊させるため

    石田雨竜が裏切った理由は、単行本72巻で真相を明かしています。石田雨竜はユーハバッハを倒すことが目的ですが、倒せる力を持った人はいません。そこで石田雨竜は真世界城(ヴァールヴェルト)を破壊するため、見えざる帝国に侵入。苦難の手袋から作り出した崩壊チップを真世界城に仕掛け、一護達を崩壊に巻き込まないよう、1人でケリを付けようとします。しかし、その計画はハッシュヴァルトにバレてしまい交戦します。

    一護達に真相を明かす

    石田雨竜がハッシュヴァルトと交戦している時、黒崎一護達はその場に遭遇します。ハッシュヴァルトは雨竜が裏切っているかを見定めるために一護達を皆殺しにするよう命令。雨竜は一護と交戦したフリをしながら場所を変えて真相を話します。しかし、全知全能の力を持つハッシュヴァルトに会話の内容や裏切りの計画は筒抜けで、雨竜はハッシュヴァルトと戦うことになります。1人で戦う雨竜は、一護達にユーハバッハの討伐を託します。

    石田雨竜と黒崎一護の関係について

    石田雨竜と黒崎一護の関係は、クラスメイトであり共に戦う仲間です。また、一護の母「黒崎真咲」と雨竜の父「石田竜弦」がいとこ同士なので、一護と雨竜は「はとこ」の関係になります。この関係については原作では語られていませんが、子の関係から仲間になるのは必然だったのかもしれません。

    石田雨竜の能力を紹介

    石田雨竜は「滅却師」の生き残りの一人で、霊子から具現化した弓矢を使用し遠距離戦のスタイルです。霊子の流れに乗って高速移動する「飛廉脚」や自分の身体を操る「乱装天傀」など、霊子を使用した様々な技を使います。ここでは石田雨竜の奥義を紹介します。

    滅却師最終形態(クインシーレツトシュティール)

    滅却師としての最終奥義です。散霊手套を外して発動。戦闘能力が爆発的に高まるがあまりの強さに余程の才能がない限り滅却師の力を失います。無くなった力を取り戻すには、心身を限界まで削り、その状態で胸に弓を受ける必要があります。

    聖文字”A”完全反立(アンチサーシス)

    ユーハバッハに与えられた聖文字によって使用できる能力です。指定した2点の間にすでに起きた出来事を逆転させます。「全知全能」とは対極に位置する能力で、ユーハバッハに対抗できる可能性が示唆されています。原作では、石田雨竜とハッシュヴァルトの受けた傷を入れ換えダメージを与えます。アニメでは「ユーハバッハが投げたボタン」とユーハバッハの位置を入れ換えたりと応用して利用しています。

    滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)

    滅却師最終形態よりもけた違いに強力で力を失うデメリットを克服した技です。見えざる帝国(ヴァンテンライヒ)に所属している滅却師が使用可能。小さな神聖滅矢を式神の様に展開し神聖弓無しで発射できます。死神で言う「卍解」や破面の「帰刃」で、漢字に表すと「聖体」となります。

    原作にこの技は登場していませんが、アニメ「千年血戦篇」の第30話で初披露。アニメオリジナルの披露にネットでは大きな話題となりました。

    漫画「BLEACH―千年血戦篇―」の結末を紹介

    千年血戦篇の結末を紹介します。

    「銀の鏃」を受け取る

    石田雨竜はハッシュヴァルトと戦闘後、石田竜弦に「銀の鏃」を託されます。「銀の鏃」は片桐叶絵の死体から集めた「静止の銀」を集めて作られており、聖別を発動させた者の能力を一時的に無効化できる効果があります。

    ユーハバッハに「銀の鏃」を当て決定機を作る

    黒崎一護は、藍染惣右介と共闘してユーハバッハを倒しますが「未来を改変する力」で自分の死を書き換えたことで復活。復活したユーハバッハの影に黒崎一護と藍染惣右介は取り込まれそうになります。その危機的状況で石田雨竜はユーハバッハに「銀の鏃」を撃ち込みます。一時的に能力を失ったユーハバッハは、黒崎一護の斬月で両断されて死亡。見えざる帝国は滅亡しました。

    石田雨竜はその後どうなる?

    千年血戦後の石田雨竜は、現世に帰還して平和に暮らしています。高校卒業後は、石田竜弦が学費を全て出し医大に進学。最終回では、竜弦が院長の空座総合病院で医師として勤務し、プロボクサーとして活躍するチャドの試合を携帯で観戦していました。

    まとめ

    今回は漫画「BLEACH」に登場するキャラクター「石田雨竜」の裏切りや物語の結末について解説しました。旧友の仲でもある黒崎一護達を裏切ったように見えた石田雨竜ですが、実際はユーハバッハを倒すための行動でした。

    黒崎一護と石田雨竜の関係が「はとこ」というのも驚きです。雨竜の滅却師完聖体を使用するシーンはアニメ「千年血戦篇-相剋譚-」にて披露されています。

    2026年に公開される最終クールを見る前に、改めて過去のアニメシリーズを見てみるのもいいかもしれませんね。