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人気ゲーム『ドラクエ』とアニメ『ダイの大冒険』はどういう関係?

人気ゲーム『ドラクエ』とアニメ『ダイの大冒険』はどういう関係?

2022年にアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の最終回が放送されました。また、スマホアプリがサービス終了となると発表もありました。非常に人気コンテンツである『ドラクエ』シリーズの名前を冠しているダイの大冒険ですが、ゲームと何か関係があるのでしょうか。あるのであれば、どういった関係なのか、気になるところですよね。そこで今回は『ダイの大冒険』について調査、まとめていきます。

概要

1989年から1996年まで7年間、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画が原作のアニメです。連載当時の正式名称は『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』で、90年代の少年ジャンプの看板作品の一つです。(この時期はジャンプ黄金期と呼ばれており、ダイの大冒険の他にも『るろうに剣心』や『スラムダンク』が連載されていました。)

『ドラゴンクエストシリーズ』の生みの親、堀井雄二さんが原案・監修を手掛けており、『ドラクエシリーズ』をベースに制作されています。

登場するモンスター、魔法、職業など、ドラクエシリーズの根幹に関わる設定がゲームと共通している以外は一切の繋がりが無い、完全オリジナルの世界が設定されています。

随所にゲーム作品をリスペクトした要素を多分に含ませつつも、少年漫画らしいアクションシーンの方が多く、それが印象に残りやすく制作されています。そのため、『ドラクエ』というカテゴリを超えて『ダイの大冒険』という独自作品として評価されています。

劇中に使われていたオリジナルの魔法・必殺技には後のドラクエのゲーム作品に逆輸入されたものもあるなど、大きな影響を与えました。

あらすじ

魔法が苦手だが勇者に憧れている主人公ダイが、ある日、島を訪れた“勇者育成の家庭教師”アバンに才能を認められ、勇者になる特訓を開始します。そして、秘められた力を開花させ、アバンの弟子・ポップ、マァムら仲間とともに復活した魔王軍を倒し平和を取り戻すべく旅に出ます。

ジャンプ漫画らしい『友情・努力・勝利』が根底にあり、幾度となく襲いくる困難にも仲間と共に努力を重ね、その困難を跳ね除けていく姿が描かれています。

ダイの大冒険 キャラクター

アバンの使徒

ダイ

本作の主人公。竜の騎士の父親と、人間の母親の間に「ディーノ」として生まれます。孤児として流れ着いた孤島デルムリン島でモンスターたちに囲まれ「ダイ」として育ち、後にアバンの使徒となる勇者です。

ポップ

ダイの最大のパートナーで魔道士です。初登場から暫くは修行を脱走するなど、魔法使いとして(人として)未熟さも見られたが、大魔道士マトリフに師事したこと、ライバルとの数々の死闘を経て人間的にも大きく成長し、大魔道士へと成長していきます。

マァム

ヒロインの1人で、初登場からしばらくは僧侶戦士としてメンバーを支えました。武器の魔弾銃が破損したことをきっかけに一旦パーティから離脱、武道家へ転職し、再びパーティを支えます。

ヒュンケル

勇者アバンの一番弟子で、槍術の達人です。 養父をアバンに殺されたという誤解から、正義を否定し、師であるアバンを憎悪していました。キルバーンに師事し、魔王軍に身を置いていましたが、ダイたちとの戦いを経て改心した後はアバンの使徒の長兄役として、共に魔王軍と戦います。

レオナ

作中のメインヒロインでパプニカ王国の第一王女です。王国が魔王軍に襲われ、行方不明になった父王に代わり、配下と共に国を支えました。

指導力やカリスマ性があり、確固たる正義の心を持つ勇猛果敢な姫として他国にも名を知られています。

アバン

ダイヤポップなど、本作の主要人物「アバンの使徒」の師にあたり、かつて魔王ハドラーを倒した勇者です。つまらないギャグなど、周りを和ませるようなひょうきんな行動が多いが、それは自身の秀でた能力を隠すための演技で、その実力は大魔王バーンに真っ先に暗殺するべきだと名指しされるほどです。

魔王軍

大魔王バーン

「魔界の神」の異名を持つ、魔界最強の実力者で、本作の最大の敵です。アバンに倒されたハドラーを復活させ、新たな魔王軍を結成し、人間世界の破壊を企てます。

ハドラー

かつて地上の征服をはかり人々を恐怖に陥れた魔界生物です。新たな魔王軍の結成後は、バーンの部下(魔軍司令)として六大軍団を指揮する立場にあります。

まとめ

今回は人気アニメダイの大冒険について、大人気ゲーム、ドラゴンクエストシリーズの関係性についてまとめてきました。ダイの大冒険 キャラクターは非常に魅力的で、テレビ東京系列で放送されたリメイク版のアニメは100話ありますが、一気に見ても飽きない、どんどん世界に引き込まれていくものになっています。

あきらめない大切や、仲間の尊さを再認識することのできる作品ですので、見たことのない方はぜひご覧になられることをお勧めします!