プロゴルファーの憧れの大会に「マスターズ」があります。マスターズは伝統的な大会でゴルフの世界4大大会の1つとして数えられています。そして、このマスターズで優勝することは男子プロゴルファーの夢でもあり世界中から称えられます。
最近では、スポーツベットを楽しめるブックメーカーにおいても、マスターズを始めゴルフにベットすることが出来るようになり、世界中そして様々な世代にゴルフが人気を集めています。
そこで今回は、これまで数々の日本人プロゴルファーが挑戦したマスターズの歴代成績や、マスターズの歴代優勝選手について調べてみました。
日本人プロゴルファーのこれまでの歩み
日本人プロゴルファーは、1936年のマスターズ第3回大会に初出場、戦後は1958年の第22回大会から出場しており長い歴史があります。
2021年には松山英樹が悲願の初優勝を達成しましたね。
また、日本人プロゴルファーのマスターズ出場回数は、尾崎将司の19回が最多で、次いで青木功の14回となっています。
2024年大会で松山英樹は13回の出場となり、日本人プロゴルファーの出場記録を更新していくでしょう。
2021年にマスターズ初優勝!松山英樹
2021年に松山英樹がマスターズをアジア勢で初めて優勝し、1936年の初出場からの悲願を達成します。それまでは、2009年の片山晋呉が記録した4位が最高で、当時は優勝争いとは2打差だったので最も優勝に近づきました。
歴史をたどると何十年もの間、日本人プロゴルファーが挑戦し階段を少しずつ上がってきており、この優勝にプロゴルファーだけでなくファンなど様々な人の想いがつまっていたことが想像できます。
プロゴルファーの憧れ「マスターズ」とは?
マスターズは1934年に設立され、毎年4月の2週目にアメリカのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催されます。出場選手は、世界各地のツアーの賞金ランキング上位者やメジャー大会優勝者などマスターズが定めた招待資格を満たす選手のみが出場します。
その為、限られたゴルフの名手(マスター)たちだけが出場し、「ゴルフの祭典」として愛されています。
マスターズの歴代の最多優勝選手
ゴルフ界において、マスターズが特別な存在だということは分かっていただけたと思いますが、これまでにどんな選手がマスターズで優勝の栄光を手にしていたのか気になりますよね。皆さんも一度は耳にしたことのある有名選手がマスターズで何度も優勝しているんです。
これまでのマスターズの歴代の最多優勝選手を紹介していきます。
マスターズ6回の最多優勝:ジャック・ニクラウス
ジャック・ニクラウスはマスターズで歴代最多6回優勝し、「ゴルフの帝王」ともいわれ、史上最高のゴルファーと称されています。また、1960年代から1990年代の現役時代にはライバルであったアーノルド・パーマーとともにゴルフをメジャー競技に押し上げる立役者となりました。
ゴルフ4大大会最多優勝記録18回も達成しており、1974年には世界ゴルフ殿堂へ殿堂入りしています。
マスターズ5回の優勝者:タイガー・ウッズ
タイガー・ウッズはジャック・ニクラウスに次ぐ5勝を記録しており、スポーツ選手長者番付では10年連続1位を獲得し、ゴルフファンだけでなく多くの人に知られています。怪我の影響で2016年にはツアーの出場はありませんでしたが、4度の手術をへて2018年には復活し、2019年のマスターズで5回目の優勝を果たしました。2021年には世界ゴルフ殿堂へ殿堂入りしています。
まとめ
今回は、マスターズへの挑戦として日本プロゴルファー男子選手の過去の挑戦結果をご紹介し、マスターズの歴史や優勝者について解説しました。日本人プロゴルファーが初出場してから優勝するまでの歴史を感じることができましたね。2021年の初優勝をきっかけに、さらに世界で活躍する日本人プロゴルファーがあらわれてくれることを期待しましょう。