蝶屋敷で治療や炊事、鬼殺隊員のリハビリまで何でもこなすサポート役のアオイ。
アオイは看護師ではなく鬼殺隊の一員です。
それなのに裏方に徹しているのは何故でしょう?
そんなアオイの戦えなくなった理由について解説・考察していきます!
こちらの記事は、原作漫画・ファンブックのネタバレが含まれております。
アニメ派の方は気を付けて読み進めてください。
鬼滅の刃アオイが戦えないのは最終選別が原因?
アオイは、鬼のいる山で七日間を生き抜く最終選別を通過し、鬼殺隊に入隊しています。
この最終選別試験は、主人公の炭治郎も挑んでいましたね。
数年もの間、厳しい修業をし心身共に鍛えられた炭治郎ですら、山の中で鬼に襲われている受験者を見た時にすぐには動き出すことが出来ませんでした。
人が傷つけられ、血を流し、助けを叫びながら生きたまま食べられる環境に身を置く恐怖。
途中逃げ出したくても山から出られず、月明かりしか頼れない暗闇の中での命の奪い合い・・
陽が昇りなんとか生き残れたと安堵するも、
・睡眠
・食料の確保
・戦いで生き残るために地形の確認
など明るい内に済まさなければいけません。
こんな心も体も休まらない状況に七日間もいれば、10代の女の子がトラウマになるのも当然。
鬼は日輪刀で倒せることはアオイも理屈では分かっているはず。
しかし、最終選別試験のときに助けを求められたり、痛みに叫ぶ声を聞きながらも、恐怖で動けず助けることが出来なかったのでしょう。
そのときの「鬼を倒せなかった」という記憶が無意識のうちに働き、鬼を前にするとその時の仲間たちの光景が目に浮かんでしまったのではないでしょうか。
「倒せる」「勝つ可能性がある」と思っているのと、一方的に虐殺されることしか想像出来ないのでは発揮する力に雲泥の差があります。
鬼を倒す光景を直接見て記憶を一新したとしても、植え付けられたトラウマを克服するのは簡単ではないでしょう。

神崎アオイの階級や強さ
最終選別で生き残ったのは運が良かっただけだと言うアオイ。
運だけで生き残れるレベルの試験ではありません。
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『鬼滅の刃』第126話が掲載されています。
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蝶屋敷でキリッと仕事をこなす真面目な隊士、
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蝶屋敷での「機能回復訓練」では、炭治郎と伊之助の心をポッキリ折るほどの身体能力の高さを見せています。
このときの炭治郎たちの階級は一番下の「癸」。
アオイも最終選別試験は通過し、階級は同じ「癸」からスタートしています。
その後鬼を狩りに行けなかったので、階級は上がらず「癸」のままでしょう。
アオイは全集中の呼吸の常中は習得していなさそうですが、蝶屋敷での働きを見る限り鍛錬は続けており、下級隊士の中では上位の強さをもつのではないでしょうか。
神崎アオイは日輪刀を持っている?何色なのか?
最終選別試験を通過すると日輪刀を作って貰えるので、アオイも持っているはず。
色は本編などでは明かされませんでしたが、鬼滅の刃ファンブック弐にて「水の呼吸」を使っていることが明らかになっています。
このことから、瞳・呼吸から考え日輪刀の色は「青」でしょう!
名前も「アオイ」ですしね。(関係ない・・?笑)
青の色には、清く淀みない流れを連想させ、
「冷静」「真面目」「誠実」「献身」「義務」「保守的」を表します。
アオイのイメージにピッタリですね!!
戦いの場には出ないアオイですが、万が一鬼に襲撃されたときのために日輪刀の手入れは欠かさずしているのではないでしょうか。
神崎アオイの同期は誰?
こちらも同じく鬼滅の刃ファンブック弐にて、明かされましたが、同期は霞柱の時透無一郎です。
同じ時期に最終選別試験を受けています。
作中で二人が顔を合わせたり、会話をするシーンはありませんでした。
時透無一郎は記憶を保てない後遺症があるので、アオイのことを覚えていない可能性が高いですね。
アオイは自分より年下の子が戦いに出て、柱にまでなっていることに、強い劣等感を抱いていたかもしれません。
同時に尊敬と憧れの気持ちもあったでしょう。
時透無一郎が怪我をして蝶屋敷を訪れた際に、懸命にお世話をするアオイの姿が目に浮かびます。
鬼滅の刃のアオイが戦えない理由! 最終選別の過去が原因?階級や強さ•同期も考察 まとめ
最終選別試験での恐ろしい経験から、刀を振るうことが出来なくなったアオイ。
戦いの場には出向けませんが、身体能力や頭の回転の速さから高い能力を持っていることが分かります。
例え裏方であっても、鬼殺隊にとってアオイはなくてはならない存在と言えるのではないでしょうか!
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