考察・解説

鬼滅の刃痣の意味やその後はどうなる?寿命が25歳は本当なのか⁈克服条件についても考察

炭治郎や柱たちに痣の発現がみられていますが、あの痣にはどのような意味があるのでしょうか?

痣の発現により、長く生きられないと言われていますがどうしてなのか?
克服できないのか?
を書いていきます!

こちらの記事は、原作漫画のネタバレが含まれております。
アニメ派の方は気を付けて読み進めてください。

痣の持つ意味とは?発現条件は何?

上弦の鬼たちとの闘いを経て、炭治郎をはじめ、柱の隊員たちも次々と痣が発現していきます。

この痣は、戦国の時代に鬼舞辻無惨をあと一歩のところまで追い詰めた始まりの呼吸(日の呼吸)の剣士たちにも発現していました。

痣の発現には、体温が39℃以上で心拍数が200以上という条件があり、霞柱の時透無一郎が刀鍛冶の里での実体験をもとに説明しています。

ただ呼吸が使えればいいというわけではなく、

・全集中の呼吸(全集中·常中)を極めた先
・激しい怒りなどの感情

が合わさることで、発現条件を満たすのではないでしょうか?

全集中の呼吸は、一気に多くの空気を取り込むことで身体中の筋肉を活性化させ、身体能力を飛躍的に向上させる。
しかし、これだけでは痣の発現には届きません。

そこから何かしらの強い感情などで、体温を上昇させる必要があります。
炭治郎や無一郎は、鬼に対する激しい怒りが自身の体温を上昇させ、同時に心拍数もあげたのでしょう。

他の痣が出た柱達もきっと同じように、強い感情が伴ったと思われます。

実際に、怒ったときなどは頭に血が上りカーっとなりますよね。
この状態が極限に達していたのではないでしょうか。

痣の発現したその後は?寿命が25歳はほんと?

原作では25歳を迎える前に命が尽きると書かれていますね。

先ほど説明した通り、痣の発現には体温を39度以上にすることと、心拍数を200以上にする必要があります。

体温が39度以上となると生死に関わりますし、心拍数も200以上という高い心拍数だと心疾患や死亡のリスクも高まります。

心臓というのはわずかの間でも止まって血液を満たす必要があるのです。
もし心臓が最速スピードで動き続けたら、血液を十分に送ることができませんね・・

一時的に上がった心拍数は体を休めることで落ち着くはず。
しかし、無惨との闘いでは痣の発現から2時間以上も経過していると思われます。

発現中は覚醒して無惨とも張り合えていますが、少し気を抜けば即座にその反動が跳ね返ってくるでしょう。

心拍数200以上をキープし続けるだけの体力、筋力が備わっている人間でないと耐えられないはずです。
それを自分の体に置き換えて想像すると、ゾッとしますね・・( ゚Д゚)

これらを踏まえ、痣の発現はその場の身体能力を飛躍的に向上させる一方で、後々の身体への負担がとても大きなものだということが分かります。

痣の発現=命を燃やす。
という表現がしっくりきそうです。

痣の克服条件について

痣の発現による症状は克服できるのではないでしょうか!

克服というより、縮まってしまった寿命を延ばすといった方が正解かもしれません。

実際に25歳以上生きた人が1人だけ存在します。
始まりの呼吸第一人者である、継国緑壱。

彼は産まれながらにして痣が発現しており、「透き通る世界」が生まれながらにして見えていましたね。

彼は最期、鬼となった兄·厳勝(黒死牟)に一撃を与え命つきました。
その時既に、80歳を超えていたはず!

この事実から考えられる克服方法は、「透き通る世界」にあるのではないでしょうか?

「透き通る世界」では血管と筋肉を透けて見ることが出来る。

その能力を使い、極限まで血液の流れや心臓の動きを制御することで、体への負担を抑えることが可能なのではと考えます。

鬼滅の刃痣の意味やその後はどうなる?寿命が25歳は本当なのか?克服条件についても考察 まとめ

痣の発現は、覚醒したという喜ばしいものかと思いきや、命を前借りするリスクも負っていたのです。

炎柱·煉獄杏寿郎の「心を燃やせ」という言葉にも何か繋がっているようにも感じます。

生き残った炭治郎たちが25歳を過ぎても、皆の分まで元気に過ごし、命を全うしたと思いたいですね!