鬼滅の刃の無限列車編で列車の運転手が何やら武器を持っていましたね。
錐のような、アイスピックにも似ているような見た目でした。
そのキリのような武器で襲い掛かってきた運転手に刺され、炭治郎が深い傷を負うことになります。
しかしここでいくつか疑問が出ます。
・鬼殺隊の隊服って特殊な素材でできているのでは?
・なんで炭治郎は重傷を負うことになったのか?
・そもそも一般人の攻撃をなぜかわせなかった?
ここでは、劇場版では語られなかった部分を、原作の情報をもとに解説していきます!
無限列車で炭治郎が刺された訳
炭次郎は鬼殺隊員ですから剣技もそうですが、身体能力や戦いにおけるノウハウは持っています。
当然、一般市民よりも強いはずです。
それなのに炭次郎は無限列車で運転手に腹部を刺され、重度の傷を負うことになってしまいました。
なぜ運転手の攻撃を炭次郎はかわせなかった・・・・
このとき、運転手が狙ったのは炭次郎ではなく伊之助だったのです。
そして魘夢との戦いまっただ中でそちらに集中していたんですね。
そのため伊之助はもちろん、炭次郎も運転手の存在に気が付くのが遅れてしまった・・
まさか運転手が攻撃してくるとも思ってなかったでしょう。
そして炭次郎たちがいたのは列車の運転席で、決して広いスペースではなく、周りは魘夢の肉体的なものに囲まれてしました。
この時原作では炭治郎の声が入っています。
「だめだ狭い上に立ち位置が悪い!間に体ごと入るしかない」
伊之助に攻撃をしようとする運転手に気が付いたものの、場所の狭さや炭次郎と伊之助の立ち位置が悪かったんですね。
伊之助を助けるためには、炭次郎が伊之助と運転手の間に体ごと入って攻撃を体で受けるしか方法がなかったと言えます。
錐の材料は何?
伊之助をかばうためにとっさに自分が盾になった炭次郎でしたが、なぜ、あれだけの深い傷を負うことになってしまったのでしょうか?
鬼殺隊の隊服はかなり丈夫に作られているはずです。
【隊服の特徴】
・特別な繊維で仕立ててある
・通気性が良い
・濡れにくい
・燃えにくい
・下級の鬼の攻撃にも耐えうる強度を持つ
・中級程度の鬼の牙や爪程度なら防ぐことが出来る
炭次郎は運転手が持つ錐の様な武器で刺されましたね。
この武器はただの錐ではなく、魘夢が自ら作ったもので、持ち手は魘夢の骨・切っ先の部分は魘夢の歯を使用していたのです。
そういえば鬼殺隊の隊服は並の鬼の牙や爪では傷一つつかないっていう設定だから、
素人ですら刺突で貫通できる魘夢くんの骨製の錐は凄い。— 壱流 (@jougengu) October 1, 2021
魘夢は下限の鬼とは言え、無惨の直属の配下である十二鬼月ですから中級の鬼ではないですね・・
隊服が攻撃を防げるのは中級程度の鬼。
十二鬼月である魘夢の歯や骨が使われているのですから実質、あの錐は中級以上の攻撃力があるわけです。
そのため、隊服を破って炭次郎に傷をつけることが出来たと言うことになります。
あれだけ炭治郎が重症になった理由も頷けるでしょう!
錐を持っていた人物は魘夢の手下?
運転手が持っていた錐の様な武器ですが、同じものを炭次郎たちの夢に入って精神の核を破壊しようとした子供たちも持っていました。
実際にそのキリで夢の中の壁を切り裂き、無意識領域へと入っていっていましたね。
あの子たちは現実では何かしら辛いことがあり、魘夢に幸せな夢を見せてもらいたいがために魘夢に従っていました。
中でも三つ編みの女の子は、夢に入るための縄を結ぶときに他の女の子に結び方を指示していました。
今回が初めてではない感じだったのでベテランなのではないでしょうか・・
よって鬼ではなく人間ですが、自らの意思で魘夢に従っていたことから、魘夢の手下と言って間違いないです。
子どもたちと同じ武器を持っていた運転手も、良い夢を見るために魘夢に従っていたうちの1人と言うことになります。
「夢の邪魔をするな!」って襲ってきたので彼も幸せな夢に現実逃避をしたかったのでしょう・・
無限列車で炭治郎が刺される! アイスピックの原材料は?腹部が重症化した理由。まとめ
いかがでしたでしょうか?
この錐のようなアイスピックのような武器は、魘夢が手下たちに渡した武器でした。
原料は
・持ち手は魘夢の骨
・切っ先の部分は魘夢の歯
作っている姿を想像するのもなんだか・・
無限列車編で魘夢が切符と錐と縄を自分の血と骨と歯を使って作るシーンと魘夢の過去の話しとかあるかな~もしあるなら見てみたい!
— ☆ねね☆ (@nene43200037) October 11, 2021
アニメ版で、こういうシーンも見れるのかなとの声も多数あがっていますね(笑)
結果倒された魘夢でしたが、言葉巧みにあれだけの人間を自分に従わせ、入念に鬼殺隊を倒そうとした魘夢はなかなかの策士だったと思います!