新たな神『金のひな鳥』を捕獲するために、第二次大規模侵攻を仕掛けに玄界へやってきた、近界最大の軍事国家、神の国『アフトクラトル』。
ボーダー達も大変苦戦を強いられ、この大規模侵攻をきっかけに物語が大きく動くことになります。
アフトクラトル遠征部隊のメンバー6人!
・ハイレイン
・ミラ
・ランバネイン
・エネドラ
・ヒュース
・ヴィザ
ですね。
今回はこのアフトクラトル遠征部隊のメンバー6人を詳しくまとめてます!
冷静沈着なリーダー:ハイレイン
玄界遠征部隊の隊長として、第二次大規模侵攻を仕掛けてきた張本人。
本日9/4(金)23:00から、BS朝日にてTVアニメ #ワールドトリガー 再放送📺
本日は第33話「ハイレインの恐怖」と第34話「激闘決着!最強の戦い」の2話が放送されます。ぜひご覧ください!#金曜夜はワートリ再放送 pic.twitter.com/8qOopkiVOc— ワールドトリガー アニメ公式 2021年10月より3rdシーズン放送予定 (@Anime_W_Trigger) September 4, 2020
実はランバネインの兄なのですが、性格は全く異なります。
兄・ハイレインは、どんな時も冷静沈着且つ計画的。
今回の侵略も、『金のひな鳥=雨取千佳』を捕獲できない場合は、将来邪魔になるであろう、ヒュースとエネドラを置き去りにしていく・・・という第二の目標がありました。
ハイレインは、黒トリガー『卵の冠(アレクトール)』を使い、最後までボーダー達を手こずらせます。
『卵の冠(アレクトール)』は、トリオンを生物型のトリオン弾に変身させて、撃ちまくる・・・と聞くと、とっても可愛らしいトリガーかと想像ができますが、実際は反則並みの強さ!( ゚Д゚)
作中では、
・鳥
・クラゲ
・蜂
・虫
・トカゲ
など、色々登場してきますね!
変えられる生物によって、異なる弾道を引くので、回避はとても難しい。
そして、このトリガーでは、トリオンをキューブ化できてしまう・・・という能力も兼ね備えており、千佳をはじめとしたC級隊員たちがキューブに変えられてしまいました。
そしてキューブからも体力やトリオン力の回復までできてしまい、永遠に倒せないんじゃないか・・・と読者を絶望させる程の強さでした。
最初にハイレインの『卵の冠』を目の当たりにしたのは
・太刀川隊:出水(No.1シューター)
・草壁隊:緑川
・三輪隊:米屋
でした。
『卵の冠』一撃で、緑川がすぐに緊急脱出!
その後
・冬島隊:冬島と当真
・三輪隊:古寺と奈良坂(No.1スナイパー)
との連携で、出水が一撃返しますが、すぐに反撃。
戦闘慣れの強さが分かるシーンでしたね。
玉狛第一:烏丸との一騎打ちも、ミラの黒トリガー『窓の影(スピラスキア)』のワープ能力を組み合わせて、撃破します。
順調に、『金のひな鳥』への距離を縮めてきた、という所に、三輪隊・三輪と激突!
三輪のトリガー「鉛弾」には『卵の冠(アレクトール)』の攻撃が効かず、ハイレイン自身も「三輪を突破するには手こずりそうだ」と口にするほど、相性の悪い相手でした。
ミラとの協力で、三輪との交戦をかわしつつ、『金のひな鳥』へ近づいていきますが、
・玉狛第二:空閑の遠距離ブースト
・三輪隊:三輪の風神
が同時にハイレインへヒットし、片手を失う!
紅一点の万能サポート:ミラ
玄界遠征部隊唯一の女性キャラであるミラは、隊長・ハイレインの指示に従い、任務を淡々と遂行する、サポート的な立場で、玄界遠征部隊を支える。
エネドラとヒュースを置き去りにするという、第二の目標までもを完全に知っていて、遠征艇の指揮をしていたという所からも、ハイレインからの信頼の厚さが伺えますね。
ミラは、黒トリガー『窓の影(スピラスキア)』を使い、第二次大規模侵攻では、アフトクラトルメンバーの援護に大きく貢献しました。
『窓の影(スピラスキア)』は、簡単にいうとワープを作り出す、トリガー。
ボーダーとの対戦に負けたアフトクラトルメンバーの元に、ワープを使って迎えに来たり、ボーダーの前にラービットを突如出現させたり・・・と戦況を好転させる力を備えており、遠征部隊には欠かせない万能型トリガーです。
他のトリガーとの相性も良く、ヒュースの『蝶の盾(ランビリス)』で捕らえた磁力マーカーをミラがマップで追跡!
これによって玉狛第二:三雲は、最後までミラに追いかけられてしまうんですよね・・
ハイレインの『卵の(アレクトール)』では、ワープで相手を挟み、ハイレインがワープの中に生物弾を撃ち込むことで、死角からの攻撃を可能にする役割も果たす!
実際には、玉狛第一:烏丸がこの戦略によって、緊急脱出となりました。
ハイレインの『卵の(アレクトール)』とは、よく組み合わせて攻撃をするようで、玉狛第二:三雲を追い詰める際も、生物弾やラービットをワープで運んだり、ワープから棘のような攻撃を出し、三雲を守っていたレプリカを撃破します。
このように、ワープはとても便利で強いトリガー。
ですが、デメリットも!
三輪隊:三輪が、ワープ内に変化弾を撃ち込み、見事ミラとハイレインにヒットさせました!
レプリカも、ワープを使って遠征艇内に入り込み「強制帰還」の設定にすることで、アフトクラトルも撤退せざるを得ない状況にさせました。
使い方次第で、味方も敵も大きく状況が変わるトリガーのため、敵に技を見せすぎてはいけないのかもしれませんね。
豪快な弾バカ族:ランバネイン
ランバネインは、兄・ハイレインとは真反対の性格。
ボーダーとの闘いには敗れてしまいましたが、とどめを刺した三輪隊:米屋へ「楽しかったぞ。縁があったら、また戦おう」と伝える程、闘うことを素直に楽しみ、負けを認められる性格の持ち主!
スナイパーからの狙撃にもいち早く気づいたり、標的の位置を観察するなど、慎重さも兼ね備えています。
ランバネインが使うトリガーは『雷の羽(ケリードーン)』といい、撃ち合いにとても強いトリガーです。
太刀川隊:出水と並ぶ「弾バカ」かもしれませんね。
東隊:東も、ランバネインの射撃制度について「程・威力・弾速・速射、全て早く、立ち止まっての戦闘は不利になる」と分析をしています。
ミラのワープで、一番最初にボーダーの前に現れ、いとも簡単に
・茶野隊
・鈴鳴第一:別役
を緊急脱出させます。
東隊:東が荒船隊(全員スナイパー)の包囲網に誘い込みますが、全ての狙撃をシールドで防ぎ、荒船隊:穂刈と半崎が反撃され緊急脱出となりました。
シールドも貫通させる程の強さで、アフトクラトル部隊のレベルの高さ分かるシーンでしたね!
その後、出水のトマホーク、草壁隊:緑川のグラスホッパー、三輪隊・米屋の幻踊弧月のコンビネーションが、ランバネインへ迫る!
このコンビネーションに対応できず、米屋に肩を斬られてしまいますが、上空から弾丸を雨のように降らせ、草壁隊:緑川と室内1対1までに持ち込みます。
「勝てる闘いだ」と余裕を見せたランバネインの隙をついて、草壁隊:緑川に左足を斬らせてしまうのでした。
結果、
・柿崎隊
・東隊:奥寺
・鈴鳴第一:来馬
を含めた大人数に囲い込まれ、対応しきれなくなったところに、三輪隊:米屋の槍でとどめを刺され、敗北となる!
闘いとしては敗北となりましたが、彼が一番最初に暴れ、ボーダー達を引き付けた結果、逃げ切れなかったC級隊員が何名か捕獲する事が出来たので、ランバネインの役目は果たせた、と言えるでしょう。
オッドアイな暴れん坊:エネドラ
エネドラはハイレインの言うことも聞かず、勢いでどんどんと前に進む性格。
黒トリガーの影響で片目も黒くなってしまっています。
その暴虐無人な性格は「黒トリガーが脳まで浸食してしまっているからだ」とミラが述べています。
子供の頃は聡明で素直だった、と言われていることから、過去に何があったのか一番気になるキャラクターです。
エネドラは黒トリガー『泥の王(ボルボロス)』といった、自身を液体・気体:固体に変化をさせるトリガーを使用。
攻撃は、液体状で相手の死角を取りつつ、固体化させたトリオンで相手を切り裂く、という方法で、どこから攻撃されるのか予測し辛いトリガーです。
特に、地面の下、隙間を使っての広範囲な奇襲と気体による体内からの攻撃が強く、ボーダー達も苦戦を強いられていました。
そんなエネドラは、隠密奇襲を得意としている風間隊と激突!
サイドエフェクト・超聴力を持つ菊地原の能力を駆使した風間隊は、エネドラの攻撃を全てかわしていき、エネドラのイライラは頂点に達します。
風間が得意の隠密奇襲を仕掛けますが、相打ちとなり、風間は緊急脱出。
残された菊地原と歌川も、体力温存のために一旦撤退まで追い込まれる事態に・・!
勢いづいたエネドラは、ハイレインの指示を無視しボーダー基地内部に侵入してしまいます。
こういった行動から、ハイレインからも見放され、玄界に置き去りにされるという結果につながるんですね・・
そんなエネドラを待ち構えていた諏訪隊が、トリオン量が無限にできる訓練室へ誘い込み、エネドラを足止め。
いくら攻撃しても攻撃が効かないエネドラと同じ状況になるようにと、誘導した諏訪隊の策略に乗ってしまったのが、敗因かもしれませんね。
その後、訓練室の謎を破ったエネドラですが、ボーダー隊最強と言われる忍田本部長が到着!!
旋空弧月で固体化したトリオンを全て斬られます。
エネドラも忍田本部長に一矢報い、戦闘不能状態にまで追い詰めますが、隠れていた風間隊:菊地原と歌川が隠密奇襲でエネドラの急所へ攻撃を決め、エネドラは立ち上がることもできなくなります。
ミラがワープで現れ、『泥の王(ボルボロス)』のみを回収します。
突然の裏切りに動揺したエネドラは、遠征艇に乗せてくれと懇願しますが、ミラは冷たい目でバッサリと切り捨て、始末されてしまう結果に。
ボーダー最強と言われる忍田本部長を戦闘不能状態し、「個」の力はとても強かったのですが、「チーム」の力で負けてしまった…という所がとても悲しいですね。
生真面目なエリート:ヒュース
玄界遠征部隊の中で、一番若いながらも落ち着ているヒュース。
ランバネインとエネドラが玄界で暴れ回る間に、『金のひな鳥』を回収しに、ヴィザと現れました。
ヒュースのトリガーは、『蝶の盾(ランビリス)』といった、磁力で相手の動きを止めたり、捕獲したりできる攻守バランスが取れた万能型トリガーです。
アフトクラトルの最新鋭トリガーなので、使いこなすには戦術の知識や頭の回転の速さが必要と言われています。
ミラのワープによって、ヴィザと一緒に玉狛第一と玉狛第二:三雲の前に現る。
ヒュースは、かつてヴィザの元で剣術を教わっていたこともあり、一緒に行動しているという所も師弟関係を感じさせますね。
三雲を逃し、烏丸・木崎と対戦します。
『蝶の盾』でガードをしながら、烏丸が放つ変化弾を避け、『金のひな鳥』に磁力マーカーを撃ち込み引き寄せようとしますが、木崎の物理攻撃により失敗に終わります。
木崎の耐久戦をヴィザと共に突破し、三雲と雨取を追い詰めますが、迅・空閑によって、1対1ずつの戦闘に誘導されます。
ヒュースと迅は地下道にて対決をし、迅を易々と捕らえたかと思ったら、迅の未来予知通りに、エスクードに挟まれる結果に!
この結果、『金のひな鳥』の捕獲に失敗し、玄界へ置き去りにされてしまいますが、雨取に打ち込んだ磁力マーカーのおかげで、アフトクラトル隊は最後まで雨取を追うことができました。
真面目過ぎる性格の故か、迅の思惑通りに操られてしまったことが敗因かもしれませんね。
最強の戦術者:ヴィザ
玄界遠征部隊の仲間からは、ヴィザ翁と呼ばれており、一見紳士的な老人という印象を受けます。
実は、アフトクラトルの国宝である、黒トリガー『星の杖(オルガノン)』を使用している、最強の敵と言えるであろうキャラクター。
戦闘経験も豊富で、仲間からは絶大な信頼を寄せられている事でしょう。
『星の杖(オルガノン)』は、鞘のような形状で、伸ばした円の軌道上をブレードが走るという作りになっており、剣術の十分な腕がないと使いこなせないトリガーのようです。
作中でも、一瞬で鞘を振り回しており、敵も軌道が読めず避けられない速さなのではないか、と推測されています。
ミラのワープによって、ヒュースと一緒に玉狛第一と三雲の前に現れ、『金のひな鳥』の捕獲を目指す。
玉狛第一:小南と一騎打ちかと思いきや、トリオン兵を市街地に送り込み、玉狛第一の戦力を分断。
こういった状況判断も、豊富な戦闘経験からきているのでしょうね。
玉狛第一:木崎との1対1の場面で、『星の杖(オルガノン)』で町を破壊します。
一瞬で市街地の建物を破壊するほどの威力で、木崎は耐久戦に切り替えざるを得ませんでした。
何度か持ちこたえた木崎を、シールドを貫通する程の一撃で突破し、、三雲と雨取を追い詰めますが、迅・空閑によって、1対1ずつの戦闘に誘導される。
空閑の闘い慣れした動きと
・バウンド
・チェイン
・アンカー
の組み合わせで、一時は何もできずにいたヴィザでしたが、空閑を足止めし『金のひな鳥』の捕獲をハイレインに任せると作戦を変更していた為、じりじりと空閑を追い込んでいきます。
空閑の攻撃パターンを把握しきったヴィザは、空閑の攻撃をかわしつつ、空閑の左手を斬る。
追い込まれた空閑の捨て身の奇襲と、トリガーオフしても戦えるという点に不意を突かれ、撃破!!
ワールドトリガーアフトクラトルのキャラ紹介!遠征部隊メンバーが使うトリガーは?まとめ
アフトクラトル遠征部隊のメンバー6人の性格やトリガーを見ると、隊長・ハイレインが攻守のバランスが取れるように集められたメンバーのようで、ハイレインがどれほどこの遠征に賭けていたか伺えます。
『金のひな鳥』の捕獲には惜しくも失敗してしまいましたが、これからどのように物語に関わってくるのか?
アフトクラトルへの遠征を計画している今、再び出てくるだろう重要キャラな事は間違いありませんね!