PlayStation2でミリオンヒットを飛ばした『鬼武者』。PS2を代表する名作なので、ご存知の方も多いゲームだと思います。

そんな『鬼武者』ですが、なんとNetflixで初のアニメ化が決定しました！発表されたのは、9月25日（日）に開催されたネットフリックスによるYouTubeでのファンイベント「TUDUM Japan」。鬼武者ファンの筆者としては大興奮！これは気になりますよね。

ただ すでに『鬼武者』をご存知ない世代の方もいらっしゃるのも事実なので、この記事では、ゲーム『鬼武者』についてや、現在解禁になっているアニメ化情報をまとめてご紹介しようと思います！

ゲーム『鬼武者』とは

PlayStation2・PC用のソフトとして、2001年1月に発売された『鬼武者』。ジャンルは戦国剣術サバイバルアクションで、「戦国版バイオハザード」の異名を持っています。というのも、そもそも『バイオハザード』のエンジンを利用して生み出されたゲームからなんですけどね（笑）

また、発売当時はPSでは表現出来なかったキャラクターの表情など秀麗なグラフィックで世界に衝撃を与えた作品でもあります。

ゲーム性

戦国〜安土・桃山時代の日本を舞台に、幻魔と呼ばれる異形の化け物に立ち向かう、鬼の力を持つ「鬼武者」の戦いを描いた作品。内容はサバイバルだけにとどまらず、多彩なアクション・謎解き・成長要素を含んでおり、発売されるや否や大人気ゲームとなりました。

『鬼武者』シリーズは全4作品

PS2の代表作となった『鬼武者』ですが、その後シリーズ化され『鬼武者2』『鬼武者3』『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』がメインシリーズとして、2006年まで発売されました。その後にリマスター版や低価格版なども発売され、世界でシリーズ累計850万本（2022年6月最新）を販売しています。

ここからは、そんな『鬼武者』シリーズの最初の2作品を詳しく見ていきましょう。

鬼武者

1作目のキャッチコピーは「空前絶後のバッサリ感」。このように銘打つだけあって、刀を持った主役の若武者・明智左馬介が幻魔の力でよみがえった魔物を刀や槍を使い、バッサバッサと斬り捨てていく姿が快感です！

主役の明智左馬介のキャラクターは、俳優の金城武をモデルにしていて、苦笑いなど細かい表情までもリアルに再現されており、声優も金城武本人が務めるという、当時とても珍しい試みで話題を集めました。

鬼武者2

2作目では、明智左馬介と幻魔の戦いから13年後が舞台。主人公は柳生十兵衛で、キャラクターモデルは俳優 松田優作でした。こちらもリアルを追求したキャラクターとなっています。キャッチコピーは「愛と哀しみのバッサリ感」で、あの布袋寅泰の「RUSSIAN ROULETTE」がテーマソングとして起用され、注目度もかなり高かった印象です。

Netflix アニメ『鬼武者』の主人公は宮本武蔵！

Netflixのイベント「TUDUM Japan」にて発表された、カプコンによる戦国アクションゲームの金字塔『鬼武者』の初のアニメ化。ストーリーは戦国の時代が終わり、世の中が泰平へ向かう江戸初期を舞台に「鬼の籠手」を借り受けた宮本武蔵が幻魔討伐の旅に出るといった物語になるそうです。

主人公・宮本武蔵のモデルは「三船敏郎」

そこで気になるのは、宮本武蔵のキャラクターモデルですよね！歴代シリーズでは、金城武、松田優作、ジャン・レノなど、実在の俳優をキャラクターモデルとして起用していました。

今回のアニメ版主人公・宮本武蔵のキャラクターモデルは「三船敏郎」だそうです！

ご存知ない方のためにちょこっと説明しますと 、三船敏郎さんは世界で認められた日本人映画俳優で、ハリウッド映画やフランス映画にも数多く出演されています。黒澤明監督とタッグを組んだ映画も世界的に有名ですね。

そして、1954年の映画『宮本武蔵』で、若き日の稀代の剣豪を三船敏郎が豪快に演じ、アメリカのアカデミー賞で高い評価を受けています。

Netflix アニメ『鬼武者』総監督は三池崇史

Netflix アニメ『鬼武者』の総監督を務めるのは、代表作に「十三人の刺客」や「クローズZERO」「無限の住人」などがあり「バイオレンスの巨匠」と謳われる三池崇史。

また、CGアニメ「ドラゴンズドグマ」を手がけた須貝真也が監督を務め、アニメスタジオのサブリメイション（制作）が手を組み、現代の全く新しい『鬼武者』が誕生するようです。

最後に

現段階では、Netflix アニメ『鬼武者』について開されている情報は少ないですが、これからどんどん解禁されていくのではないでしょうか。世界を魅了したゲーム『鬼武者』がアニメとなって、世界を再び魅了して欲しいですね！