「2000年周期」はメイドインアビスの世界に迫るための最も重要なキーワードですよね。
ココでは、様々な視点からこの「2000年周期」の謎について関係のある事柄
・誕生日に亡くなる呪い
・お祈り骸骨
・ボンドルドの「次の2000年へ踏み入る準備が整いました」という謎の発言
・双子シェルミとメナエ
などなどに迫りたいと思います!
こちらの記事は、原作漫画のネタバレが含まれております。
アニメ派の方は気を付けて読み進めてください。
メイドインアビス2000年周期とお祈り骸骨
お祈り骸骨とは、手を合わせたポーズをとっている遺骨のことで、アビス一層の塔に数百体ほど埋葬されています。
およそ2000年前の遺骨ですが、塔の下に約4000年前、さらにその下から6000年前の遺骨が新たに発見。
このことから、アビスでは2000年周期で大量の人が亡くなっている事が分かります。
しかし、その原因は未だ不明のまま!
メイドインアビス誕生日に死ぬ謎の病
物語は、黎明卿ボンドルド曰く「次の2000年目」の時代に差し掛かっているようです。
リコの故郷アビスの淵にある街オースでは、その影響のためか謎の病が流行りだしていましたね・・
それは、誕生日に死んでしまうというもの。
ところが、この病によって危篤状態だったリコの幼馴染キウイは、街から遠く離れたことで驚きの回復をみせます。
不動卿オーゼンは、お祈り骸骨は「アビスを捨てられずしがみついた連中の末路」と説明していた事から、遺骨の死因と謎の病は関係していて、その病の原因はアビスにあると考えられます。
アビス信仰とは
アビス信仰とは、「アビスで命を落としたその魂はアビスの底で形を変えて蘇る」というもの。
この信仰を持つオースの人々は、死者を弔う際に、その遺骨の灰をトコシエコウの花と一緒にアビスの穴に投げ入れるという風習があります。
ここは深読みですが、2000年前の遺骨のお祈りポーズと信仰には何かしらの関連性があるのではないかと思っています。
ナナチやボンドルドは、強い絆を持つ他者の「願い」によって特別な成れ果てへと変化し、6層の成れ果て村の住人達の姿は自身の「欲望」が強く反映されています。
どちらも命を犠牲にするという共通点があり、信仰の内容ともリンクしていますよね。
もし2000年前の人々がこのアビスの性質(信仰)を現代の人々よりも身近に理解していたのなら、お祈りポーズはただ「祈る」ためではなく、ある目的を果たすための「手段」だったのではないかと考えられます。
その目的は、強い絆の力によって自分以外の誰かに「変化」をもたらすためではないかと考えられます。
そして変化をとげた者達は、ナナチやボンドルドのようにアビスの呪いを回避する体質を手に入れて、謎の病の影響を受けずに生き延びたのかもしれません・・
黎明卿ボンドルド
黎明卿ボンドルドは白笛で、2000年周期の秘密を知る人物の一人です。
ボンドルド卿とグェイラファンアート
#メイドインアビス pic.twitter.com/VS5aNQBBO0— ダイエクスト / DAI-XT. (@Hijiki_DaiXt) December 9, 2021
彼は、ナナチのような特別な成れ果て(祝福)を得るために非道な人体実験や環境破壊を繰り返しています。
そして自分が祝福を受けた際に「次の2000年へ踏み入る準備が整いました」と発言しています。
「踏み入る」というキーワードから、その対象は地上ではなく、アビスの底に向けているものだと思われます。
探求心の塊のようなボンドルドは、恐らく「次の2000年」に何が起こるのか知りたくて祝福を求めているように見えますね。
双子シェルミとメナエ
シェルミとメナエはオース東区にある探窟展示館でアビスの古代文字を勉強していた幼い双子の姉弟です。
#メイアビワンドロ
「シェルミ」と「メナエ」
これだけだけど10分オーバーしてしまった。最初のプランニング大切;;;あと資料の6巻の隣のページの『ぺちゃ』が辛い。おねえちゃんの方がおっとりめだけど気が強くて弟の方が元気なのにオドオドしちゃう性格だと良いな。拗れた双子だと最高。 pic.twitter.com/rn5PnbgxkT— syake【C99ありがとうございました】 (@syakeism) May 8, 2020
リコ達と面識があるのか、いつの時代の人物なのかは分かりませんが、過去にオーゼンと交流した事があるようです。
しかし、レグが六層で上空から死者の名札がたくさん落ちてくるのを目撃した際、その中に「シェルミ」の名前もありました。
もし双子がリコ達と同じ時代の人物ならば、アビスの中よりも時間の流れが速い地上はすでに次の2000年に突入していて、多くの人が謎の病によって亡くなっている可能性が高いと考えられます。
アビスは地上を飲み込んでいる?
アビスの穴には人工物のようなものが多く見受けられます。
朽ちた海賊船や風車、六層の建造物など種類も様々です。
本来地上にありそうなものがアビスの深い穴にあることから、アビスは地上を飲み込んでいるのではないかと考えられます。
また、リコがアビス一層で発見したであろう遺物の星の羅針盤は100年程前の持ち主であるヴエロエルコが当時のアビスの地上付近で暮らす原住民に渡していた物でした。
お祈り骸骨は、年代が古くなるにつれて深い層から出土されていることから、地上の位置が変化している可能性は高いと考えられますね。
メイドインアビス2000年周期の手がかりまとめ!誕生日の呪いやお祈り骸骨も関係?まとめ
「2000 年周期」についての手掛かりをまとめてみましたが、この手がかりも大きな謎に包まれていますね。
アビスの非現実的な現象が、今後どのように物語を展開させていくのか楽しみです!