鬼滅の刃「無限列車」で登場する、縄を繋いだ子供たち。
三つ編みの女の子や、結核の男の子たちがいましたね。
その子たちがなぜ人間の身でありながら、魘夢の言いなりとなっているのか?
また、魘夢がいなくなったその後どうなったのか?
も気になるところ。
今回はあの4人の子供たちについて考察していきますよ!
無限列車で縄を繋いだ魘夢の手下の子ども4人は誰?
三つ編みの女の子
この少女は、炎柱の煉獄杏寿郎の無意識領域に侵入。
夢に入る際に、他の配下の子たちに指示出しや注意するポイントを教えたりとリーダー格のように思えます。
「私も幸せな夢を見せてもらうんだ!」
無限列車編
煉獄さんの夢の無意識領域に
侵入する三つ編みちゃんを描きましたいやぁ〜いい表情しますよね…!#鬼滅の刃 #アニメ #無限列車編#三つ編みちゃん #絵描き #イラスト #イラスト好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/hOYH8gDSy8
— にゃんむ🐈🐾 (@nyanmudayo) July 3, 2021
また、無意識領域に入り精神の核を見ると
「赤いのは初めて見た・・」
と言っていました。
そのことから、過去に何度か無意識領域に入り、精神の核を破壊していると考えられますね。
煉獄さんの言っていた「数人の隊士を送り込んだが、全員消息を絶った」という、隊士たちの無意識領域にも、この三つ編みの少女が関わっていることは間違いないでしょう。
結核の青年
竈門炭治郎の無意識領域に侵入。
結核を患っており、自らに訪れる死の恐怖から逃避するために魘夢に幸せな夢をみせてもらおうとしていました。
息抜き落書き
無限列車編に登場した結核の青年、鬼滅の刃の最推しです#鬼滅の刃 pic.twitter.com/eHlGJzqvgC— ゆき@受験生 (@secundi_Beru) October 10, 2021
当時、結核は不治の病と呼ばれ治療薬もなく、一度かかってしまうと死ぬのを待つしかない病気でした。
そのためかかってしまうと村八分状態で隔離され差別も酷かったそうです・・
そんな苦しみから逃れるためならば、人を傷つけてもいいと思うほどに追い詰められていたのですね。
しかし炭治郎の心の風景のあまりの美しさに感動し、炭治郎の優しさの化身「光る小人」に出会い、光る小人の暖かさに触れた青年は本来の優しさを取り戻し完全に戦意を喪失しました。
糸目の女の子
嘴平伊之助の無意識領域に侵入。
伊之助の精神の核を破壊しようとしますが、荒々しく複雑な構造の変な洞窟のため迷子になってしまいます。
そこを無意識領域の中にいたイノシシの姿と化した伊之助に見つかり、逆に追いかけられる羽目になっていましたね。
短髪の少年
我妻善逸の無意識領域に侵入。
光が一切ない真っ暗な闇に焦りながらも、何も見えない中手探りで精神の核を見つけようとします。
すると暗闇に不気味に響く奇妙な音が・・
ハサミを鳴らしながら近づいてきた善逸でした。
この少年も逆に追いかけられています。
※なぜ伊之助と善逸は無意識領域にいたのか?
原作7巻ではこの解説が入っています。
・意識の強いもの
・異常に我の強いもの
の無意識領域には、人が存在する場合がある。
煉獄でさえ無意識領域には誰もいなかった。
自分自身が無意識領域にいた伊之助と善逸は、相当画の強い人物であることが分かりますね(笑)
無限列車の子ども4人はなぜ魘夢の手下に?
魘夢は、他人の夢や過去を見ることが出来ますね。
列車に乗り込んできた乗客の中から、過去が暗く悲しい人間を選んで配下にしていたのではないでしょうか。
一度幸せな夢を体験させ、依存させたところで、続きを見るために自ら協力するように仕向けたと考えられます。
三つ編みの女の子は、煉獄杏寿郎の精神の核を見たときに「赤いのは初めて見た」と発言しています。
そして魘夢に状況報告や現場の指揮、柱の始末を任されていることからかなり経験豊富だったことがわかりますね。
先ほども書きましたが、行方不明者40名の一部や、鬼殺隊数名の核を破壊したのもこの子の可能性が高い。
魘夢がこの列車に乗った当初からペアで行動していたのかもしれません。
無限列車の結核の青年のその後は?他の子どもたちも考察
8巻63話で配下の4人が列車から脱出しているシーンがあります。
糸目の女の子と短髪の少年が肩を支え合っていますが表情まではわからない・・
悲惨な光景を目の当たりにして我に返った二人は、自分たちがしようとしていた罪の重さに気付いたはずです。
そして無意識領域にいた伊之助や善逸に追いかけまわされた時に必死で逃げていたことからも、本当は死にたくない自身の本心にも気付いたでしょう。
きっとこの2人は家族のもとに戻り、今ある当たり前の日常に幸せを見つけながら人生を歩んでいくことを決めたのではないでしょうか。
残る2人、右目を負傷した三つ編みの女の子に結核の青年が寄り添い脱出しているシーンがありますね。
精神の核を破壊し、間接的にとは言え何人もの人を殺害してきた三つ編みの女の子。
罪の重さと死ねなかった後悔、すがるものをなくした絶望感・・
このまま森の中へ進んで命を絶った可能性もありますね。
一方結核の青年は、炭治郎の優しさの化身を自身の心に連れてくることで本来の優しさを取り戻しました。
大正時代の結核は「不治の病」とも言われており、この青年が病を完治させたとは考えにくいでしょう。
しかし、今までとは確実に考え方や病気への向き合う姿勢も変わったはず。
きっと命ある限り、最期のひと時まで生きることを諦めず精一杯命を輝かせたのではないでしょうか。
無限列車の三つ編みの女の子や結核の青年は誰? なぜ魘夢の手下に?その後を考察。まとめ
眠り鬼・魘夢が従える4人の配下たち。
この子供たちについて考察交えお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
夢ではなく、現実での幸せを掴んで欲しいですね!