考察・解説

お館様と鬼舞辻無惨の関係は兄弟?産屋敷家の呪いとは何なのか

鬼滅の刃での重要人物、お館様と鬼舞辻無惨。
この2人、どことなく似ていますよね・・

鬼殺隊をまとめ上げるお館様はなぜ病弱なのか?

宿敵である鬼舞辻無惨はお館様(産屋敷一族)とどういう関係なのか?

このあたりを無惨の誕生と照らし合わせながら、書いていきますよ!

こちらの記事は、原作漫画のネタバレが含まれております。
アニメ派の方は気を付けて読み進めてください。

お館様と鬼舞辻無惨の関係は兄弟?

産屋敷一族と鬼舞辻無惨は同じ血族です。

耀哉と無惨の容姿は双子か?と思うほど似ていますね。

耀哉は一見、若い容姿に見えますが、顔の上部は焼けただれたように描かれており、両目も白く濁っています。
幼い子どもたちに手を引かれていることから、盲目だと考えられます。

無惨が生まれたのは千年以上前ということなので、兄弟ではなく遠い遠い親戚のような感じでしょうか。

産屋敷家の呪いを解説

産屋敷一族の誰もが体が弱く、30歳までしか生きられないという運命を背負っています。

その理由は、千年以上前に無惨という化け物を誕生させてしまったから・・

同じ血族者からそのような化け物を出してしまったために、一族の子供たちは皆病弱ですぐに死んでしまう”呪われた家系”となってしまったのです。

産屋敷耀哉も幼い頃から非常に身体が弱かった様で、「刀を10回振らない内に脈が狂って倒れた」と語るほどの病弱ぶり。

ただ、この呪いがどんな症状を引き起こすのかまでは、作中ではっきりと明かされていません。

耀哉の病状も酷く進行しており、上弦の陸を倒した報告を受けた時には、珍しく興奮して吐血するほど。

この段階では、初めて登場した時顔の半分ほどの”ただれ”も顔全体にまで広がり、体にもその症状が見られます。
 
 
物語後半にはこの症状が更に悪化。

医者からの余命宣告を受けており、身体全体を包帯で覆って、隙間から目だけが見える状態となっていました。
その目も変色し出血するなど過酷さが見て分かります。

そもそも、なぜ呪いの元凶である無惨が生まれてしまったのか?

その点について少し触れていきたいと思います。

鬼舞辻無惨を鬼にしてしまったのは平安時代の善良な医者でした。
この医者は、二十歳になる前に死ぬと余命宣告を受けていた無惨を、少しでも生き永らえるよう苦心していました。

それなのにも関わらず、病状が悪化していくことに腹を立てた無惨が医者を殺害。

しかし医者の薬には効果があったのです。

薬が効いていたというのが分かったのは、医者を殺して間もなくのこと。

無惨の病状は次第に良くなり、無惨は強靭な肉体を手に入れることができましたが、問題が発生・・

「日の光の下を歩けない、日光に当たれば死んでしまう」と無惨自身が感じ、わかるようになりました。

日の光でも死なない体になりたい無惨は、殺してしまった医者の薬の調合を見たが、試作段階だったため青い彼岸花という薬の作り方はわかりませんでした。

その薬は実際に青色の彼岸花が使われているらしく、それがどこに生息しているのか、それとも栽培ができるのか、知っていたのは殺してしまった医者のみで誰も知らなかったようです。

このようにして鬼の無惨が誕生してしまったのですね。

耀哉は無惨の存在について、「一族唯一の汚点」と厳しく語っています。

一族が途絶えそうになったとき、神主から「一族から出た鬼を倒すために心血を注ぐように」と助言され、代々神職の一族から妻を貰うことになりました。

このことで子どもたちは格段に長く生きられるようになりましたが、それでも30歳を迎えることができずにいたのです。

産屋敷家の呪いを解く方法は?

この忌まわしき呪いを解く方法があるとすれば、元凶である鬼舞辻無惨を倒すことでしょう。

実際に原作では、無惨を倒した時に当主であった耀哉の息子である産屋敷輝利哉は117歳という日本最高齢記録を更新するほど長生きしていますね。

産屋敷輝利哉が産まれた時は、まだ無惨が生きていたため、呪いの影響があったと考えられます。

耀哉の死後、産屋敷家当主となり無惨を倒したことで呪いから解放されたのではないでしょうか?

お館様と鬼舞辻無惨の関係は兄弟?産屋敷家の呪いとは何なのか?まとめ

産屋敷一族は無惨という汚点を出してしまったために、千年以上もの間呪われ続けていました。

無惨の呪いとは、敵ながら凄まじいものであることに驚きを隠せません。

現代にも神職が存在するのと同時に、”呪い”もまた存在するのだと考えるとゾッとします。

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