考察・解説

    ワールドトリガー城戸正宗の真の目的とは?壮絶な過去や強さに迫る!

    ボーダー組織の最高司令官である、城戸正宗。

    『近界人を全て排除したい』と考える厳しいリーダーかと思いきや、『真の目的』があると迅によって明かされています。

    今回は、その『真の目的』について考察してみました。

    こちらの記事には、原作漫画の内容が含まれます。
    アニメ派の方は気を付けて読み進めてください。

    ワールドトリガー城戸正宗の強さは?どんな人物なのか?

    ボーダー組織の最高司令官である、城戸正宗。

    左額から左頬にかけて大きな傷があることで、初めて登場した時は「怖そう」とイメージを抱く人も多かったのではないでしょうか。

    「近界人は全て敵であり、始末しなければならない」という思いをもって、現ボーダーの組織を大きく、強くすることに力を注いでいます。

    城戸司令の傷はいつから?強さや家族についての考察ボーダー最高司令官である城戸政宗。旧ボーダーの創設者であり、ボーダーを牽引する人物。 誕生日は9月2日で42歳。顔に大...

    城戸指令は旧ボーダーの創設から関わってきたメンバーの1人。
    しかし過去の戦いがきっかけで、近界人を憎く思うようになってしまいました。
     
     
    そして、城戸指令はそもそも強いのか?という疑問があります。

    公式ファンブックでは、各隊や個人のパラメータが記載せれています。

    忍田本部長や林藤支部長にも、
    ・トリオン量
    ・攻撃
    ・技術
    ・指揮
    などの数値が載っているんですね。

    しかし、城戸指令にはそのパラメータの記載がないのです。

    同じくパラメータの記載がないのは、鬼怒田開発室長やメディア対策室長の根付さんなど。

    この事実から考えると、城戸指令は戦闘員ではなくサポートに回っていた可能性が高いですよね。
     
     

    公式ファンブックには、メンバーのプロフィールやパラメータ、性格なども詳しく載っていてファンにはたまらないですよ(*ノωノ)
    試し読みも出来るので、ぜひ手に取って読んでみてほしいです!

    公式ファンブック

    城戸指令が変わった過去の出来事

    単行本19巻162話で、旧ボーダーメンバーの写真が登場します。

    この写真に、今の姿を想像できない位の満面の笑みで写る城戸がいます。

    写真を見つけた修も、林藤ゆりに教えてもらうまで、気づくこともできませんでしたね。

    旧ボーダーでは、近界人と友好的な関係を築き、外交官のようなポジションを目指していました。

    今のボーダーの姿勢とは全く逆!

    今のような冷淡な性格になってしまったのは、旧ボーダーを半数以上失ってしまった「同盟国に加勢して戦った戦争」がきっかけではないか、と推測されています。
     
     
    この戦争では、旧ボーダー19人の内、10人が戦死してしまった、と言われています。

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    今の生存者を見る限り、戦死してしまったのは未成年が中心のよう・・

    確かに、自分自身が作り上げた組織の中で、自分より幼いメンバーに先立たれてしまう・・・というのは、あまりにも残酷ですね。

    公式ファンブックにある城戸のプロフィールには、「好きなもの:家族」とあり、もしかしたら旧ボーダーメンバーの事を家族のように思い、とても大事に思っていたのかもしれません。
     
     
    また、家族を亡くしたまたはさらわれたということも考えられますね。

    ワールドトリガー城戸指令の真の目的とは何か?

    真の目的とは
    ・旧ボーダーの復活
    ・ブラックトリガーの回収

    ではないかと考えます。
     
     
    玉狛支部・迅が、城戸に向かっていった「うちの後輩たちは、城戸さんの真の目的の為にもきっと役に立つ」のセリフを覚えていますか?

    今の城戸は、「近界人は全て敵」という思いでボーダー組織を大きくしています。
    表向きの目標は、「近界人の完全排除」と考えられます。

    そこで、迅が言っていた「真の目的」とは一体何なのか、考えてみたいと思います。

    まず、城戸は旧ボーダーの創設メンバーである事が大きなヒントとなりそうです。

    旧ボーダーは「近界人と友好的な関係を」という意識を持った組織でした。

    この頃の思いをもう一度取り戻したい、という思いもあるのかもしれません。

    本来であれば、敵対視する旧ボーダーの思いを受け継ぐ迅や玉狛のメンバー達にも、味方であるかのように助言する場面も多く見受けられます。

    しかし、今のボーダーは、城戸の今の思い「近界人を完全排除する」という意識が強い隊員が沢山います。

    急に組織の意識を変える事で、内部分裂も起きかねませんね。。

    内部分裂を避ける為に、ゆっくりと組織の内部から、旧ボーダーの思いを復活させたい。

    こういった意識改革をするためには、迅の後輩である、近界人の空閑やヒュース、一般人の三雲や雨取が役に立つ、というメッセージにも受け取れますね。
     
     
    そして同盟国との戦争で戦死してしまったメンバー、そしてブラックトリガーの行方に関係しています。

    林藤ゆりによると、戦死してしまったメンバーの中に、いくつかブラックトリガーに変わってしまった、と言っていましたね。

    現時点で、ボーダーが所有しているのは、最上宗一の風刃、天羽月彦のブラックトリガーの2つ。

    旧ボーダーメンバーは、おそらく創設メンバーが、ある程度のトリオン能力がある人をスカウトしていたはず。

    そして、万が一の時はブラックトリガーになるように、と言い伝えていたのかもしれません。

    よって、戦死してしまった10人の内、2人しかブラックトリガーになれなかった・・・という可能性はとても低い。

    では、なぜ今ブラックトリガーが2つしかないのか?

    それは、同盟国もしくは敵国に奪われたのではないでしょうか?

    家族同然のように過ごしてきたメンバーが、必死の思いで戦い、ブラックトリガーになったのに、奪われてしまった・・

    そのような状況であれば、取り戻したいと思うのが自然ですよね。

    近界への遠征にも力を入れていたり、近界に帰りたいヒュースと兄を

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    ワールドトリガー城戸正宗の真の目的とは?強さや人格が変わった過去に迫る!まとめ

    今回は、城戸の「真の目的」について考察しました。

    旧ボーダー時代の思いを復活させたいのか?
    盗まれたかもしれないブラックトリガーを取り戻したいのか?

    物語終盤まで明かされる事はないでしょう。

    城戸だけではなく、迅も含めて、玉狛第二のメンバー達をどのように利用していくのか、注目していきたいですね!

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