メイドインアビスライザは生きている?生存の可能性を3つの考察で解説

「メイドインアビス」でリコの母として語られるライザは、物語の出発点となる重要な人物です。
しかし作中にほとんど姿を見せないため、生きているのかどうかは大きな謎として残されています。
ここではライザの生存をめぐる手がかりと、ファンの間で語られてきた考察をわかりやすく整理します。
メイドインアビス「ライザ」は生きているのか
結論から言うと、ライザの生死は原作でもはっきりとは描かれていません。
深界四層で見つかった墓標を掘り返しても遺体はなく、死亡が確定したわけではないのです。
一方で、白笛とともに「奈落の底で待つ」と記された封書が地上へ届いており、生存の可能性も残されています。
こうした曖昧さが、数多くの考察を生む大きな理由になっています。まずは人物像と手がかりを押さえていきましょう。
ライザの基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ライザ |
| 関係 | 主人公リコの母 |
| 階級 | 白笛(探窟家の最高位) |
| 異名 | 殲滅卿 |
| 拠点 | アビスの縁の街オース |
| 師 | 不動卿オーゼン |
| 現在 | 絶界行に出たまま消息不明 |
ライザとはどんな探窟家なのか
ライザは、巨大な縦穴アビスの縁にある街オースで知られる、伝説の探窟家です。探窟家とは、アビスへ潜って遺物や謎を調べる冒険者を指します。
その中でも最高位である白笛を持ち、「殲滅卿」という異名で呼ばれていました。白笛とは、世界に数人しかいない最上位の探窟家だけが持てる笛のことです。
金髪で親しみやすい見た目とは裏腹に、酒好きで悪戯好き、豪快な性格だったと語られています。
アビスの危険な生物を何体も退け、他国の侵入者を何度も追い返したことから、この勇ましい異名が付いたとされます。
ライザの最後の任務と娘リコの誕生
ライザはかつて、リコを身ごもったままアビス深層での重要な任務に挑んだとされています。
多くの仲間を失い、目的の達成を目前にしながらも、生まれてくる子のために任務を途中で手放したと語られています。
この決断からは、探窟家としての使命感と同時に、家族へ向けた深い愛情がうかがえます。
こうした背景があるからこそ、リコの旅はライザを探す物語としても読み解かれています。
母ライザと娘リコの関係
リコが2歳のころ、ライザはアビス深層を目指す「絶界行(ラストダイブ)」に出たまま戻りませんでした。
絶界行とは、戻れば命を落としかねない深さまで潜る、事実上の片道の潜行を指す言葉です。
そのためリコは、母としてのライザの姿をほとんど知らずに育ちました。
それから約10年後、孤児院で暮らすリコのもとへ、ライザのものとみられる白笛と封書が届きます。
「奈落の底で待つ」という言葉に背中を押され、リコはアビスへの旅立ちを決意しました。
旅立ったリコたちは探窟家として少しずつ成長していきます
ライザ生存の手がかりとなるキャラクター
ライザ本人は登場しませんが、彼女とつながりの深い2人の人物が手がかりになります。
ロボットの少年「レグ」
レグは、リコとともにアビスを旅する少年型のロボットです。
記憶を失った状態でアビス一層に横たわっていたところを、見習い探窟家のリコに助けられました。
自分の名前やロボットであることすら忘れており、リコがかつて飼っていた犬の名をもらいます。
封書にレグとよく似た絵が描かれていた点や、ライザと同じ「度し難い」という口癖を使う点から、両者には強い関わりがあると指摘されています。
ライザの師「オーゼン」
オーゼンは、ライザに探窟を教えた師であり、「不動卿」と呼ばれる白笛の女性探窟家です。
無双の怪力を持つ人物として知られ、現在はアビス二層の監視基地(シーカーキャンプ)を守っています。
深界四層でライザの墓標と封書を見つけ、地上へ送ったのも彼女だと語られています。
オーゼンによれば、封書の筆跡はライザ本人のものではなく、掘り返した墓に遺体はなかったとのことです。
のちに訪れたリコとレグへ探窟の技術を授けたのも、このオーゼンでした。
ライザ生存をめぐる3つの考察
ここからは、ライザが生きていると考えた場合の代表的な3つの見方を紹介します。
生存をめぐる3つの考察
| 考察 | 要点 |
|---|---|
| 深層で待つ説 | 時間の流れの違いから存命の可能性があるとする見方 |
| レグ=ライザ説 | レグの中にライザの人格が宿っているとする見方 |
| 成れ果て説 | 自我を失った成れ果てとしてさまようとする見方 |
深層でリコを待っている説
アビスの底は地上と時間の流れが違うとする見方があり、その場合ライザがまだ存命である可能性も否定できません。
原作9巻では、記憶を失う前のレグが誰かに頼まれ、大切な「ハク」を探して地上を目指す場面が描かれます。
この「誰か」がライザ、「ハク」が娘リコだとすれば、レグが地上に近い一層にいた理由にも説明がつきます。
同じ場面はebookjapanの配信ページでも確認できます。なお時間差は作中で明言されておらず、正確さは不明です。
ライザがリコを待つ理由とは
アビスでは約2000周期ごとに大きな悲劇が起こるとされ、物語はその周期のただ中にあると描かれます。
これを知るライザが、娘を危険から遠ざけるためにレグを送ったのではないかという2000周期の考察もあります。
レグにライザの人格が宿っている説
レグの「度し難い」という口癖は、ライザの影響が移っただけではなく、レグの中にライザの人格が存在するからではないかという説です。
同じ人と長く過ごしただけで口癖までそっくり移るのか、という疑問が出発点になっています。
レグは強敵との戦いで人格が切り替わり、大きな力を発揮する場面があり、複数の人格を宿している可能性も語られます。
師オーゼンが、レグの探窟技術の飲み込みの早さに触れていた点も、この説を補強する材料とされています。
成れ果てとして生きている説
墓標はライザの「人間としての死」を示し、自我を失った「成れ果て」としてアビスをさまよっているのではという見方です。
成れ果てとは、アビスの呪いによって人間の姿や心を失ってしまった存在を指す言葉です。
墓標はライザが好んだトコシエコウの花畑にあり、記憶を失う前のレグが地上へ向かう途中で作ったものとみられます。
原作3巻では、過去のレグが墓標の前で別れを告げた記憶がよみがえる場面も描かれます。
メイドインアビス ライザの生存に関する考察まとめ
ライザが生きているのかは、今も作中ではっきりと示されていません。
深層での生存、レグとの同一説、成れ果て説と、どれも決め手に欠ける謎のままです。
真相が今後どう描かれるのか、続きを放送・配信順で追いながら見守りたいところです。










