鬼を狩る鬼殺隊の中にも、炭治郎の様に身体のどこかに痣を発現させるものがいました。
簡単な条件ではありませんが、痣の出現によりパワーアップすることで上弦の鬼に挑むことができるのです。
今回はそんな「痣の出現」について、詳しく紹介していきましょう。
こちらの記事は、原作漫画のネタバレが含まれております。
アニメ派の方は気を付けて読み進めてください。
痣が出た人の順番!
痣の発現した人物を、順番・巻数・話数ごとにまとめてみました。
順番 | 巻数 | 話数 |
第一発現 | 竈門 炭治郎 | 11巻:第94話 |
第二発現 | 霞柱:時透無一郎 | 14巻:第118話 |
第三発現 | 恋柱:甘露寺蜜璃 | 14巻:第124話 |
第四発現 | 水柱:冨岡義勇 | 17巻:第150話 |
第五発現 | 岩柱:悲鳴嶼行冥 | 19巻:第169話 |
第六発現 | 風柱:不死川実弥 | 20巻:第170話 |
痣が出た状況や場所は?
ここでは、鬼殺隊の痣が出現したメンバーについて詳しく紹介していきます。
痣の出現は極めて稀と言われていたのにも関わらず、伝染するように痣が出現した理由とは?
それではいきましょう!
竈門 炭治郎
炭治郎にハッキリと痣が出現したのは、遊郭での上弦の陸である妓夫の首を切る時。
今までの力では切れないと直感的に判断した炭治郎は、毒のある鎌で下顎をつらぬかれていながらも「100倍の力を捻り出せ!」と力を込めました。
すると左側の額にジワァと炎のような模様の痣が浮かび上がってきたのです!
今までは刃の通らなかった妓夫の首を跳ねることができました。
時透 無一郎
隠れ里である刀鍛冶の里での戦い。
上弦の鬼に里を襲われ交戦する時透は、急所に傷を負った少年「小鉄」に救われます。
そこで思い出したのが、幼少期の本当の記憶。
木こりの職をしている親の元に生まれた時透には、双子の兄がいました。
兄はキツイ言葉で時透を罵倒したりしましたが、鬼に襲われ重症を負います。
その光景を目の当たりにし、一心不乱に鬼を殺した時透。
傷を負った兄の元に戻ると「無一郎の『無』は 無限の『無』なんだ」「誰かのために 無限の力を出せる 選ばれた人間なんだ」そう言って亡くなってしまいました・・
激しい怒りが時透の記憶に残る。
その時、刀を握る時透の額と頬には霞の雲のような痣が浮かび上がったのです!
甘露寺 蜜璃
刀鍛冶の里での戦いに途中応援で駆けつけた時。
上弦の肆と戦闘中だった炭治郎と合流しますが、幾重にも繰り出される血鬼術をもろに受けてしまい失神してしまいます。
そして鬼の拳が届く一瞬で、彼女は走馬灯をみました。
自身の特異体質のため、破談続きついに彼女は容姿や体質を偽り我慢して自身を偽りながらお見合いをします。
そんな中でありのままの彼女を認めてくれたのが親方様でした。
ハッと意識が浮上すると、鬼の攻撃が届く寸前で炭治郎と玄弥、禰豆子の手によって守られているところでした。
彼女は今までの認めてれた人たちの顔を思い出します。
「この人が 希望の光だ!」そう言った炭治郎の言葉で、甘露寺が覚醒!
もっと早く、もっと力を・・
すると、彼女の首元にハートのようなクローバーのような痣が出現しました。
富岡 義勇
富岡に痣が出現したのは、上弦の参「猗窩座」との戦いの時。
炭治郎とともに応戦していましたが、尋常ではない蹴り『破壊殺 脚式 流閃群光』をくらい遠くに飛ばされてしまいます。
ひとりになってしまった炭治郎の日輪刀が折られる直前、猗窩座の腕を切り落とすと共に戻ってきました。
「俺は頭にきている 猛烈に背中が痛いからだ」
そう言いながら刀を構える富岡はかなり怒っている様子でした。
すると、精神が研ぎ澄まされる感覚に陥り富岡の頬に水のような水面のような模様が浮かび上がったのです!
悲鳴嶼 行冥
悲鳴嶼に痣が出現したのは、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いでした。
今までの痣者とは違い、自身の意思で痣を出現させた悲鳴嶼。
両腕に、岩の割れ目のような痣が刻まれており、黒死牟の言葉に「はらわたが煮え繰り返る」と怒りをあらわにしていた悲鳴嶼でした。
この戦いで、痣の出現したものは25歳を超えることができないという情報も出てきました。
不死川 実弥
上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いで傷を負ったところで、悲鳴嶼の助太刀を受けキズの応急処置をする不死川。
処置を終える頃には、頬に風車のような痣が出現していました。
前話で、実の弟だった玄弥が鬼に切り刻まれてしまいかなりの怒りの感情がありました。
ただでさえ、実弥は人一倍鬼に対する嫌悪感が強かったのでその事も影響したのでしょう。
痣の浮かび出たどの鬼殺隊も、激しい怒りが加わって痣を出現させていることが分かりますね!
鬼滅の刃で痣が出た人一覧☆出現した場所や順番まとめ!まとめ
いかがでしたでしょうか?
鬼滅の刃で痣の出現はかなり大きな展開だったと思います。
炭治郎だけでなく、この代の柱のほとんどに痣が出現しましたね。
痣の出現はすなわち、鬼と対等かそれ以上に力を出せるリミッターのようなものですが、生半可な鍛錬では出現しません。
それこそ、限られた選ばれし人間のみです。
そんな痣者ですが、そこには代償となるものもあります。
それは「25歳まで生きられない」ということ、黒死牟の言葉が正しければ「命の前借り」という表現がしっくりきます。
それでもなお、鬼と戦うことを選んだ鬼殺隊。
アニメでの痣の発現がどのように描かれるのかも期待ですね!